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connecting the dots

呼吸しづらいほどの暑さのせいか、最近何事にもやる気が起きません。

それはきっと暑さのせいでは無く、寒さのせいでも無く。

原因は自分にある。


小学生の頃、やたら新しい文房具を買うのが好きで
よく消えもしない動物の形をした硬い消しゴムを集めてみたり、いろんな芯の硬さの鉛筆を買って、やっぱり2Bだな。と思ってみたり

中学・高校になると、勉強の気合を入れるために!と意気込んで買ったノート達が、頭の2~3ページだけ使われて棚に飾られているのを
学年末に引っ張り出してメモ紙に変身させるのが恒例行事になっていました。
「今回こそは一冊使い切るぞ!」と何回誓って何回メモ紙行きになったことか・・・

18歳ぐらいのときに、商業施設の一階にあった雑貨屋さんで、らくがき帳を買いました。
B5サイズの80枚綴じで、一枚ずつペリペリできるやつ。

類に漏れず、こちらも頭の数ページを使われ、ペリペリされて
一度は棚に仕舞われていたのですが
きっかけを覚えてないぐらいにいつの間にか、私の行動・思考の相棒に就任されていました。
(メモ紙にならずとも、元かららくがき帳だったんだね。今気付いた。)

特にこの3か月、家に忘れてきた日には不安で気になって仕方ないぐらいには、私の精神安定を支えてくれていたらくがき帳には
仕事のメモ、友人に宛てた手紙の下書き、イライラを言語化した文言、遠出の旅程や交通機関の時刻、明日の持ち物リスト、一日の振り返り、などなど
なんの一貫性もない、取り留めのない事柄が隅々まで書かれています。

何度もページを捲られて紙の継ぎ目が外れたり、雨で文字が滲んでも
毎日行動を共にする相棒です。

気付けば、全体の紙の3分の2まで書き込みがされていて、この子も強制労働終了の日が近づいています。


振り返ってみると、一つのジャンルの為だけに用意した
「なんとしても、一冊使い切るぞ!」と意気込んでいたノートのほとんどは結局最後まで使い切られることが無く、むしろ最初の方でやる気が尽きている一方で
なんとなく使い始めて、とりあえずメモっとく、みたいなスタイルの相棒らくがき帳は、ゴールが見えるところまで継続して、ほぼ毎日ページを捲られています。

一枚の中にもいくつかのジャンルが混在して記録してあるせいで(おかげで?)ひとつのことを振り返るときに自然と他の事柄のメモも目に入り、
全然違う事柄同士の考え方を組み合わせて別方向から考える、なんてこともあったり。

そんな自分のノートの使い方から、
私は一つの事柄に意気込んで集中するよりも
いろんなことを同時に進めてなんとなく楽しくインプットしてみる方が
結果的に多くのことが長く継続できて相互にいい影響を与えてくれる
そんな取り組み方の視点に気付きました。

今までは「これを達成しなきゃ。集中して結果を出さなきゃ。」と肩の力を入れすぎて、楽しむことを考えれていなかったから、やる気も起きなかったのかもしれません。

相棒が気付かせてくれた
・なんとなく楽しんでみる
・とりあえずやってみる
が、後の自分の経験値に繋がって成果に繋がることをなんとなく期待して
とりあえず今目の前にあることを楽しんでやってみようと思います。

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