アリタコージ

料理作ってます/割とだらしないスローフード/伊達と酔狂

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マガジン

  • とあるパスタに関するグリモアの研究と考察

    1347種類ある魔術。 一切写真が付されていない書。 なのでその具現化と映像化を目論む緩いプロジェクト。

  • 東京のラーメン

    東京のラーメンを自腹で食い歩きました。 醬油、塩、味噌、豚骨、MIXのオススメ店舗を気軽に書いてます。

  • おままごと

    アリタコージのおままごとを時には呟き時には長文にまとめたマガジンです。

  • クッキング・ハック

    料理に関する豆知識をまとめたマガジンです。

  • 超気軽に東京から大阪まで自転車で行ってみたはなし

    思いの外長文になってしまったので数回に分けて。チャリンコと美味いものが好きな人がひたすらチャリンコを漕いで熱情の律動を刻んでる馬鹿みたいな本当のおはなし

最近の記事

あさごはん

あさごはんのはなし。 特に冬の朝は好きだ。 気温が最も下がる午前6時。 石油ストーブに火を入れる。 ついでに炊飯器のタイマーがしっかり作動してるか確認する。 今日は忘れてなかったボクはエラい! まだ部屋は寒い。 猫たちも出てこない。 あさごはんを支度するリビングは広く、温度が上がりきるまで少し時間がかかる。 ああ寒い。 まずはピカピカに磨いた雪平鍋に水を張り火にかける。 これで火口が一つ増えた。 すこし暖まる。 あさごはんの献立は前の日の布団の中や前の日に行ったスー

    • 東京のラーメン/塩ラーメン5撰/塩そば専門店 桑ばら

      池袋/塩そば専門店 桑ばら 池袋駅東口。 サンシャイン・シティなんかがある方だ。 池袋は複雑で東口に西武デパート、西口に東武デパートがあるひねくれた駅である。 昔の西口などはかなり荒れていたが、今となっては東口に「乙女ロード」なる場所が出現するなど、昔のいきり立った池袋は鳴りを潜めている。 そんな池袋の東口。 サンシャインの真下である。 その店はいつも開いている。 休みはなく、休憩時間もなく、常に開いている。 常に人が並んでる。 昼飯時を過ぎても並んでいることもある。

      • 東京のラーメン/醤油ラーメン5撰/麺処 ほん田

        東十条/麺処 ほん田 東十条駅は細長い。 王子側に降りるのと赤羽側に降りるのでは全然違う駅。 駅構内を通れば訳ないのだが、一旦構内から出てしまうとかなり回らなくてはならない。 その王子側。 駅を出てすぐ左手に坂道がある。 その坂を下ると黒松で有名な草月が左に見える。 そのまま王子方面に進むとその店はある。 麺処ほん田。 この東十条ではや10年営業を続けている名店だ。 まずは語るにあたって一番に挙がるのが━━━━ 行列の長さ。昼営業11時半〜15時。 少なくとも5人。 ピ

        • 東京のラーメン/塩ラーメン5撰/塩生姜らー麺専門店 MANNISH

          神田/塩生姜らー麺専門店 MANNISH 神田駅、西口商店街の果てにあるその店。 昨今塩清湯界隈でもかなりの名を馳せている。 地下にその店はある。 地下へ続く階段。 ここを降りていく。 かなり急な階段ではある。 手狭な階段を降りるとすぐに店舗となっている。 並び方の手順だ。 このところ日曜日の営業でも行列が絶えないほどだ。 「食券先買い」 スタッフさんに声をかけられるので買った食券をあらかじめ渡すシステムだ。 券売機の横には限定の札が差し掛かっている。 限定の数

        あさごはん

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        • とあるパスタに関するグリモアの研究と考察
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          7本
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          7本
        • ちょっと小腹がすいたんで。
          23本

        記事

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/田中そば店 本店

          足立六町/田中そば店 本店 田中商店ではない。 田中商店と共同の駐車場になっている田中そば店が今回の目的だ。 つくばエクスプレスの足立は六町駅。 駅から徒歩で20分程度歩いたところにあるアクセスはあまりよろしくない場所にある田中そば店の本店。 なので今回は車だ。 あまりアクセスのよろしくない店は書きたくないのだが、秋葉原や新橋にも田中そば店は出店しているので気になったのであればそちらを参照して頂きたい。 なぜアクセスしにくい本店かというと━━━━ やはり飲食店は店舗

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/田中そば店 本店

          東京のラーメン/醬油ラーメン5撰/Ramen にじゅうぶんのいち

          東尾久/Ramen にじゅうぶんのいち 都営荒川線。 都内で残る唯一の路面電車だ。 何故生き残ってるかというと、道路を走る路線が極端に少ないのでそのまま電車として活用できたことが理由らしい。 王子から下町に続くこの路面電車に揺られて恰度真ん中の辺りの駅。 ほぼ住宅街にその店はある。 寂れていい風情の出た商店街をゆっくり進むと商店街の終わり方に店の姿が見える。 ラーメンの専門店にしては立地があまりよろしくないところに構える。 Ramen にじゅうぶんのいち 非常に往来は

          東京のラーメン/醬油ラーメン5撰/Ramen にじゅうぶんのいち

          東京のラーメン/魚介動物MIXラーメン5撰/麺屋 ごとう

          豊島区駒込。 一応豊島区なのだ。 駅の作りがお年寄りの原宿、巣鴨と良く似ている。 そんな駒込に数年前に、池袋から移転してきた名店がある。 駅から徒歩で僅か3分といったところか。 麺屋 ごとうだ。 東池袋大勝軒出身のMIX系の雄。 一時期は移転などで存続が危ぶまれるような事態に陥っていたが今はそんな様子もなく、安定して営業されている。 土曜日の昼下がり。 14時だというのに店内はカウンターが埋まっており盛況である。 接遇の良い奥様と見られる女性にテーブルへ通される。

          東京のラーメン/魚介動物MIXラーメン5撰/麺屋 ごとう

          東京のラーメン/醬油ラーメン5撰/中華そば 勝本

          水道橋/中華そば 勝本 水道橋。 秋葉原やら上野やら、八重洲やら新宿やら…… そんな人気のスポットからアクセスが良いこの街。 東京ドームシティや本屋の街、神田神保町なんかもこの界隈。 しかしこの近辺は本当にグルマンの街である。 行列が出来るグルメが密集した地域と言える。 駅から徒歩五分。 いつも行列が出来ている日本料理屋のような出で立ちの建物がある。 中華そば 勝本。 無論ラーメン屋である。 この日は13時過ぎ、お昼時を外した来訪にも関わらず外待ちが出ていた。 朝の11

          東京のラーメン/醬油ラーメン5撰/中華そば 勝本

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/無鉄砲 東京中野店

          沼袋/ 無鉄砲 東京中野店 西武新宿線沼袋駅。 そこに西の大手の支店が居を構える。 場所は変わって大阪。 新今宮のすぐそばにソレはあった。 無鉄砲 大阪本店だ。 いつも絶え間ない行列を作っていたこちらに一度お邪魔したことがある。 その時も15人待ち程度の並びがあった。 風情ある店内を懐かしく思いつつ。 あの極濃豚骨ラーメンを思い出す。 たしかにギンギンに豚を出したものすごい豚骨臭に包まれる店内。 卓上セットも申し分なかったように記憶している。 果たして東京の無

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/無鉄砲 東京中野店

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/博多長浜らーめん いっき

          足立区鹿浜。 陸の孤島といえば陸の孤島である。 この店へも自家用車で来る以外はバスで来るのが一番早かったりする。 近くに日暮里舎人ライナーというモノレールが走れどかなり遠い。 今回紹介する店舗の中でもかなり利便性が悪い店だと言えよう。 しかし、なぜ紹介するかというとシンプルに来る価値があるという所だけである。 13時過ぎ店から徒歩2分程度の所にある駐車スペースに車を置いて店へ向かう。 やはり辺鄙なところに店を構えているためそこまで行列が出来るような感じではないが間違

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/博多長浜らーめん いっき

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/味噌麺処 花道

          野方/味噌麺処 花道 昔ながらの活き活きとした商店街が残るこの野方。 その商店街の外れに美味い味噌を食わせる店がある。 この味噌麺処 花道だ。 休日には昼飯時を超えても列を成すほどの人気っぷりだ。 そして通し営業という消費者の強い味方なのである。つい、昼飯を食べ逃した。 昼飯を食べる時間がなかった。 なーんて時も日々の生活で良くあることだろう。 そして、旅行者にしてみても観光地を回り過ぎて何処もやってなかった。 昼飯時は込み過ぎていて何処にも入れなかった。 なんてシーン

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/味噌麺処 花道

          東京のラーメン/塩ラーメン5撰/麺や 金時

          江古田/麺や 金時 西武池袋線、江古田。 ラーメン激戦区の西武池袋線沿線。 江古田もその駅の一つである。 駅から徒歩10分程度。 少し歩いた所にその店はある。 行列が出来ている。 この金時は行列店で有名だ。 休祭日ともなると1時間待ちは普通のレベルの行列が出来る。 この日は13時に到着。 前に4人。 この店にしてみたら少ないほうだ。 代表待ち(一人だけ並んで後から多人数が合流する行為)や店内連食(一人で複数杯食べる行為)などはトラブルのもとになりやすいからシンプルに食べ

          東京のラーメン/塩ラーメン5撰/麺や 金時

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/豚骨麺 あの小宮

          都立大学/豚骨麺 あの小宮 東急東横線都立大学。 若い街だ。 ガード下にはオシャレな店が並ぶ目黒の端っこ。 そこに一風変わったスタイルのラーメンがある。 どの小宮か。 あの小宮だ。 「つけめんTETSU」の創業者の名前だ。 その創業者をリスペクトしたスタッフたちが設立したという。 駅の直下。 ものすごい立地にある。 駅そばならぬ駅ラーメンだ。 こりゃあ腹が減っていたら入ること請け合い。 手狭な店内。 「食券先買い」スタイルだ。 13時過ぎに着。 店内は閑散としていた

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/豚骨麺 あの小宮

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/東京味噌らーめん 鶉

          武蔵境/東京味噌らーめん 鶉 中央線武蔵境。 とりわけ閑静な住宅街である。 少し行けば三鷹や吉祥寺といった静かなベッドタウンへ繋がっている。 新宿からのアクセスも良好だ。 その閑静な町並みを歩くこと5分少々。 その店はある。 「食券先買い」 開店の11時半に来店。 もちろんど平日なので初客、待ちはない。 大盛りが無料なので大盛りにしようかとも思ったが、なにせ大食いな性分ではない。 なので普通に。 そして、いつもここで迷うのだが普通の味噌か辛味噌だ。 割と辛いモノが好き

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/東京味噌らーめん 鶉

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/愚直

          中板橋/愚直 東武線中板橋。 こそっとや蒙古タンメン本店、魂の中華そばなどがある上板橋から一駅のところ。 正直、住んでる人以外はあまり用事はないところではある。 中板橋駅から徒歩10分くらい。 川越街道を横切った先にその店はある。 無名の看板。 一見さんだとこれを見逃す。 到着したのは13時前だ。 ちょうど行列も切れ外待ちも居ない。 これじゃあなんの店か、ましてややってるかどうかなんてここのラーメンを目掛けてこないとなかなか分かったもんじゃない。 「食券先買い」 普

          東京のラーメン/豚骨ラーメン5撰/愚直

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/麺や 神笑

          中野/麺や 神笑 中野。 アーケードを中心にして飲み屋が広がる繁華街だ。 このあたりには良いラーメン屋も軒を連ねている。 中野サンモールもイルミネーションが飾られる季節だ。 つまりラーメンの美味い季節だ。 中野ブロードウェイを尻目に目当ての店に直行する。 兎に角人が多く気怠い。 休日ともなれば人と人で渋滞が出来る程である。 これが夜になるとさらに人の出が増すというのだから東京という街は色々な常識を無視した街といえよう。 開店直後なので並びも人けもない。 東京で美味し

          東京のラーメン/味噌ラーメン5撰/麺や 神笑