何がたりなかったのか?
人の意見に左右され、迷い続けたけど、 ここにきてようやく、いろいろわかってきた。大人になるためのことが…
思春期に迷い、自分を見失ったまま年月が流れ、 一人暮らしになり、なんでも自分でやらなくてはならなり、 その上、友も離れていって、追い詰められてしまった。
が、昨年知り合った人の「ものは考え方一つだ」という言葉が、 ボクを変えるきっかけになった。
ボクの好きな曲の一節にこんなものがある。 「かつてロックが発明された時代、混沌とした世界が敵で… 勝負の見えてきた現代は、立ちはだかる壁も探せない。」 「そうか、自分の考えを押し通せば、結果はよいものになるのか」と、 ボクは理解した。
自分がおびえていれば考えを貫くこともできず、 「人の言葉に流されたり、騙されたり、感情的になったりする」から、 そうならぬように、「シンプルに、冷静に情況を分析し、 考えを変えぬようにする」ことが必要で、 大人といわれる人は「それができるのだ」と判断した。 自分に足りないのは自信でもあったのだろう。
いろんな人が意見をくれたが、それを受け入れられずにいた。 運命的な出会いをした女性の言葉が、ボクの中に宿っていたようだ。
この夏の異常な暑さで体の中からそれが出てきたのであろうか? 意見をくれた人、一人一人に言葉で言わなくても行動で示し、 「大人になった」と思ってもらえればいいと思う。
長い間、時が止まっていた。 思春期が、こんなに長い奴はかなり少ないだろう。
ま、これからでしょう。 でも、常に昔に戻らぬように気をつけなくてはいけないな。
ようやく大人の階段が、目の前に現れたから、 今さら急がず自分のペースでのぼりますよ。 「早くここへ這い上がれ、違う景色をみせてやる。さあ早く!!」 というのも好きな曲にあったなあ…