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【探険】【本】BOOK HOTEL 神保町
今月は、やりたかったことに思い切って挑戦する月間にしていて、くせっ毛の髪をミニボブにし、気になっていたBOOK HOTEL 神保町へ行ってみた。
それは、自分の「好き」の直感をとにかく信じたい気持ちや、自分の好きで周りをいっぱいにしたいという気持ちもあるのだけれど、チャレンジの積み重ねは「なるようになると自分の中で思えること」ができるようになったり、「想定外の出来事」に驚きや発見や嬉しさがあったり、「その経験値を踏まえた上で次のステップを踏めること」が自分は面白かったりするのだなあ。
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数々の小旅行を繰り返す中、「パジャマ」と「ハーブティー」が必需品となった私は、1泊でもキャリーケースでガラガラとホテルへ向かう。
BOOK HOTELに到着すると、入口にチェックインをしなくても使える荷物を置けるロッカーがあり、大変助かった。神保町は本の街。探険探険。
気になっていたのが、PASSAGE by ALL REVIEWS。
棚1つずつ持ち主が違くて、なんだか人の本棚をのぞいているみたいで面白かったな。この人、会ってみたいなとか。
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ぐるっと街を探険をするのだけれど、ホテルにも大量の気になる本があろうとは思っていたので、エネルギーが余っているうちに、ホテルに戻る。
ホテルに入れば、たくさんの本たちが迎えてくれて、本当に気分が上がった。わわわ。嬉しい。本がたくさんあって嬉しい。嬉しいよー!
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本には、それぞれスタッフの方からの手書きのPOPが付いていて、そのひとつひとつを読むのも、とても楽しかった。
部屋は、スタンダード・ダブルルーム。
ベットと読書用のソファ、私的重要項目のお風呂は、ユニットバスでタオル、ドライヤー、シャンプー等あります。(化粧落とし&保湿剤、洗体用のボディタオルはお部屋に用意はないので、自分好みのものをご持参あれ)
そして、お部屋にも本がたくさん。
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大好きな江國さん発見。好きな作家の本が目に入るだけで気持ちが上がるから、私も部屋でこういう本の置き方しようかな。
そして、私の選んだ宿泊のプランには本がもらえるサービスも付いていて、受付で4つの気分(他にも色やコーヒーの味わい)から選んで、チョコレートとコーヒーと本を頂きました。
頂いた本は、こちら。
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おお。住野さんといえば「君の膵臓が食べたい」だと思っているのだけれど、王道どころは自分とあまり合わない気がしていて、(ひねくれているのかもしれない)未だに住野さんに着手していなかったのだけれど、こういう巡り合わせで手元にくると、読んでみようかなと思えて、そして帯の「日常を描いた」というところに惹かれる。
さてさて、ホテル館内はというと、各階ごとに選書テーマがあり、本が置いてあるとのこと。全階制覇と勢いよく部屋を飛び出す。
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こちら↑は私が泊まっていた部屋がある3階の「今日は泣きたい」本棚。こんな感じで各階気になる本がたくさんありました。徘徊徘徊。
といいましても、チェックアウトという限りある時間の中でいかに楽しく過ごすか。小説は読むのに時間がかかるので、目に留まった本はメモして、ビジネス書やエッセイをかじったりして、とにかくいろんな本を読むに舵切りしました。
ここからは、読んだ本のメモも挟みつつ。(完全に私的記録)
価値観が合うなんて嘘。価値観は合わないものです。合わない事を許せるのが価値観が合うという事です。
信じ合える関係は素晴らしい。だからこそ、自分の信じ方や程度が現時点で適切かを気にしなきゃなーって思う。
さて、お腹が空いたので、街に繰り出しましょう。
神保町カレーのボンディは体験済みなので、今回はエチオピア。
家に帰らない夜は楽しい。慣れない街を歩くのはちょっぴり怖いけど楽しくて。雨でぬれた地面をスニーカーで、ばしばし進んでいく。
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野菜豆カレーをチョイス。好きなもの×好きなもので、にんまり。食券が現金のみ(たぶん)のため要注意である。
身体の内側からほかほかしてくる辛さ。目の前に男女でカレーを食べていらっしゃる方々がいて、映画やアニメの話をしていて、たまたまかもしれないけど、作品で会話が盛り上がっているのがとてもいいなと思って。昼間、街の本屋にいた時も私より若そうな女の子が2人で本棚を見ながら楽しそうにしていて、いい街だなって思う。
カレーを食べ、コンビニでビールやデザートのプリン(ファミマのプリン、とろんとしていて美味しかった)翌日の朝ごはんなどを調達して、ホテルに帰還。シャワーを浴びて、プシュッとビールを開けて、再び読書体制に入ります。
男は共感を。女は解説を。
(以下私的感想)
とりあえず言っとくというスタンスが、納得はいかないけど、でもやるのとやらないのとでは違うよなあと思う。ヒビが入ると修復は難しいから、ヒビが入らないようにすることも大事。
(感想)
後輩のなりたい姿でいること(有言実行)と何度も伝えること。
私たちはお金を使うとき、品物といっしょに、何かべつのものも確実に手に入れている、ということだ。大事なのは品物より、そっちのほうかもしれない、とも思う。
好きな人がいて、嫌いな人がいて、はじめて「私は自分の人生はこうして生きていこう」という意志が明確になる。そうした明確な意志も感情も、嫌いな人と接する中で生まれてくる。
(以下感想)
自分が自分の心の支えになることは、よーくわかったし、相手に過度な期待をするなってこともよーくわかったけれど、じゃあ何のために人と一緒にいるのだろうと思う。子供を産むという選択肢があまりない私にとって、それ以外に一緒にいる理由があるのだろうか。
他にも読みました!
・世界のお弁当
・傘のさし方がわからない→図書館探す
・「繊細さん」の幸せリスト→図書館探す
・食べて、祈って、恋をして
トータル10冊くらい。
本を選ぶ時に、この本の内容にはちゃんとした裏付けがあるのかとか、少し躊躇する気持ちによる世界の狭まり具合は、自由に読める環境で多少は解消されて、それは、このホテルと図書館は一緒だけれど、最新の、それも読書好きさんのPOPが入っているという点は、図書館との差別化で、普段取らない本や話題作も手に取りやすかった。
いろんな声(本)を短時間に聞く(読む)ことで、ライトにこれは好き、これは嫌いだとか、この人面白いという自分のアンテナで受けた情報でどんどん自己を分析していく感じが爽快で、特にビジネス書はインプットをどうアウトプットしていくかまでがセットだと思っているから、それくらいの気軽さで読む時間をたまには持ってもいいのかなって。
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最後に。これは私の話だけれど、今回のホテルを共に過ごしたアクセサリー。
誰かと過ごすことは、楽しいことだけれど、それが過去になった時に、その場所や出来事は微塵も悪くないのに、何かの拍子に触れたり、訪れた時に自分の中でズキズキと疼くものがある。でも、自分のために買ったリングとイヤリングは、私との関係しかなくて、どこまでも私の味方でいてくれて、そういう自分と自分との事柄(今回の滞在もそう)をもっと増やして私が私の味方であって、自立することをもっと頑張りたいなと思う。
お風呂上りにベットの上にあがり、クリームでゆっくり脚を保湿していたら右足の中指の爪が割れていることに気づいて、そっとルームソックスを重ねた。静かな静かな部屋で、とても心地よかった。
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