おいしいクッキーの研究
今年も最終日になりました。
12月頭から怒涛の日々を送り、途中めげそうになり、読書に逃げたり、クリスマスから今日まではバタバタとお仕事をしたりしていました。
あとは、買い込んだ本を読みながら、年を越したいと思います。わーい。
そして、今年のやりたいことリストを見返したら、「最高のクッキーを作る」というのがあって、あらまだできてないんじゃないの?ということで滑り込み実験です。
今年からモリモリとお菓子作りをしていて、年始は食べることに重きを置いていて、パッケージの裏面を見ながら、ぽりぽり、さくさく食べていました。
結論、上品だなと思うクッキーは口当たりがほろほろなもの。ザクザクももちろん好きだけれど。
そして、そんなクッキー達で見かけるのがエクリチュール。
春よ恋のスコーン衝撃事件で、粉を変えるだけでこんなにも違うのかと粉の偉大さを身をもって体験したので、クッキーでもやってみます。
エクリチュールとスーパーバイオレットで比較。なんでスーパーバイオレットなのかというと、スーパーバイオレットはざくざくすると情報を得て、これはこれで気になるからです。ザクザクも好き。
エクリチュールの写真がぼけぼけであああですが、スーパーバイオレットと比較すると、タンパク質の含有量が違う。
ちなみにいつも使っているフラワーは8gなので、間くらいなのですね。
フラワー単体で作るクッキーは本当にバレンタインの味がする。固めたチョコが並ぶ冷蔵庫も、学校のカバンがお菓子の香りでいっぱいになったことも、うきうきして女の子にしかあげないのに緊張したのも、全部思い出す。
そして、今回はメープルシュガーを投入。迷って顆粒タイプにしたけれど、パウダーでも良いかも。
この実験の前にメープルシロップで作ったのだけど、バターと見事に分離した…。冷えた状態で加えた私がいけなかった…。
ホワイトチョコレートに牛乳(アイシングで伸ばそうと思ったら分離)やバターに卵といった油と水の乳化は温度と量を注意するということを今年は大いに学んだのだった…。教訓。温めるor常温に戻すのとレシピの分量を勝手にアレンジしてはいけない。
粉の質感としては、エクリチュールの方がさらさらとしていて、スーパーバイオレットはフラワーに似ている感じ。
クリーム状にしたバターに砂糖を混ぜ、溶いた卵を少しずつ加えていく。名前をつけて冷蔵庫で20分お休み。
空気を含ませないことによってサクサクにできるということみたいだけれど、サブラージュ法でやったらどうなるのか?というところ。気になる。
型抜きしてメープルシュガーを上にぱらぱらお化粧。焼成。170℃で22分が良い感じかも。
焼きムラはご愛嬌。見た目はそこまで変わらないみたい。
食べてみたところ、エクリチュールの方がほろほろ感あり。でも、もうちょっと…もうちょっとほろほろさせたかったなあ。
あと薄々気付いていたけれど、胃がむかむかする…。やはりグルテン合わないのかなあとしょんぼり。
米粉のレシピをメープルパウダーで再チャレンジしたいな。ほろほろと胃の調子の両立。
おいしいクッキーの研究は来年もまだまだ続きそう。でも、大好きなクッキーでお菓子作り納めできて良かったな。
皆様、今年はどうもありがとうございました。
書くことが自分と向き合うことになることだと知れた年でした。よかった。
今年はとにかくいろんなお菓子を作りまくっていたのだけれど、来年は優しい気持ちになるようなことを具現化したいな。お菓子と珈琲と言葉と贈り物と生活。それが私の世界のほとんどかもしれない。
良いお年をお迎えくださいませ。
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