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OH!これは愉しく映えておいしい味だ。そしてビールやチューハイにぴったりなおつまみ 『焼そば巻き寿司』|#クリエイターフェス

巻けばなんとかなる、巻けばわかる、巻けばおいしくなるさ。

巻けば、テキトウでもなんとかなるものさ、巻けばすべてが解決する。

今日、なにを食べようか迷っている諸君、巻くがよい。ライフイズロールだよ。

さて、今日、ご紹介するレシピは『 焼そば巻き寿司 』

ちょっとつまめるオツマミにもなり、老若男女に喜ばれ、大食漢も満足させ、かつ写真的にも映えるレシピ。そして、炭水化物×炭水化物=めちゃうまい、という日本人のDNAに刻みこまれた数式が息づいている。

巻き寿司は、なんだかむずかしそうなイメージあるよね。私も苦手なレシピだが、巻けばなんとかなるもんだと思ったよ。

まずは、焼そばを用意する。カップ焼そばのいまいちの味とか、量がおおくて残したとか、酒を飲みすぎて食べるまえに寝てしまいカピカピになった焼そばなど適当に用意してもらいたい。もちろん生の焼そばを使うなら、それはそれでGOODだ。

焼そばの次に用意してもらいたいのは、やはり卵だろう。焼そばにも米にもミートする卵。これは外せない。

とろみちゃんや片栗粉をくわえトロミをつけておく。

トロミをつけた卵をフライパンにうすくひろげ焼く。

うすい卵を巻くわけだが、メンドクサイ方は、スクランブルエッグにしてもらってもかまわない。

巻きすの上に海苔をのせる。巻きすの向きや、なんやと色々(海苔はツルツルな面を下、巻きすの平らな面を下)とルールはあるが、問題ないと思う。巻けばなんとかなるものだ。くわしくはググってね。

酢飯にする必要はない、また冷蔵庫や炊飯器にのこった白米でも問題はないが、すこし水をかけ電子レンジで温めてやるとGOODだ。あたらしく白米を炊いたのであれば上々だ。

海苔のうえに白米をしきつめる。手と指を水でぬらしておくと、白米がくっつきにくい。ゴマの香りがぷーんとする茶色のゴマ油を手にぬり白米を海苔の上にしきつめた。うすく焼いた卵を白米のセンターにのせる。

卵のうえに、これでもかと好きなだけ焼そばをのせる。

天かすや紅ショウガ、青のりなどをトッピングする。

巻きすを手前からくるくると巻き、ギュッギュッと固めながらすこしづつ巻いていく。

巻いて、巻いて、巻いていく。

巻ききれませんでした。焼そばをもりすぎた。焼そばパンのような見た目になってしまった。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」

海苔がたらなければ、海苔をたせばいいじゃない。

海苔をもう1枚下にしき、くるくると巻いていく。


ね、巻けばなんとかなるものさ。迷わず巻けよ、巻けばわかるさ。

ぬれ布巾と包丁を用意する。ぬれ布巾で包丁をしめらしながら海苔巻きを切っていく。力をいれずに、落とすように、切ると、グチャとつぶれにくい。

盛りつければ『 焼そば巻き寿司 』の出来上がりだ。

炭水化物×炭水化物=めちゃうまい。はい、ここテストにでますよ。この方程式にあてハマっている『 焼そば巻き寿司 』は、めちゃうまいのである。

二重になった海苔は、すこしシナッと湿り白米と一体化しているようである。白米でくるんでいない部分は、焼そばがフワッとこぼれやすいので注意が必要だ。

あぐりと大きい口をひらき『 焼そば巻き寿司 』をパクリと食べる。海苔弁を食べているような一口目のファーストコンタクト。そのあとに、焼そばソースのこうばしい香り、紅ショウガの爽やかな酸味、青のりの四万十のような香り、天かすのカリッとした音。短くなっている焼そばは、ふわっと空気の層があるかの如く軽く、ミルフィーユの層のごとくライトで、口のなかでほどける。

そして、次の料理がお口のなかで錬成される。そう、オムソバを食べているように感じられる。柔らかくうすい卵の皮、その下から焼そばのソースの香りが卵にのってすべってやってくる、オムライス感もある。

海苔弁になり、焼そばになり、オムソバになる『 焼そば巻き寿司 』は、お口のなかの錬金術。お口のなかの一人縁日。

巻けば、なんとなる、『 焼そば巻き寿司 』あなたも、巻けば作れるさ。

さて、さて、出来上がった『 焼そば巻き寿司 』に皆さんは、なんのお酒をあわせますか。

炭水化物×炭水化物=めちゃうまい。別noteもご用意しております。是非こちらも一緒にいかが?


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