番外編⑥ Courseraでポジティブ心理学のコースを受けた話
こんばんは。
本来なら、今日は家でやっている”自分で自分のご機嫌をとる方法”を書いていく日なのですが、ちょうど今日、修了証を得て、感想を残しておこうかなという出来事があったので、番外編にします。
8/20に開始して、1ヶ月強で、受けたかったCourseraというMOOCのweb classのコースをどうにか終えました。
私が受けたコースは、The University of Pennsylvaniaが提供しているFoundations of Positive Psychologyの専門講座(リンク貼ってあります)で、全5コースで構成されているものです。
私はそのうちの初めのコース:Positive Psychology: Martin E. P. Seligman’s Visionary Science
というコースを受けました。
なぜこのコースを受けたかと言うと、ポジティブ心理学に関するこの本を読んで、これ私の人生のベースにしていきたいものじゃない!?!?と熱く感動し、その提唱者のMartin Seligman博士の講義を直で聞いてみたいなと思ったからです(ちなみにご本人は7月に日本に来てセミナーを開いていたそうですが、私は知るのが一歩遅かったです苦笑)。
熱く感動した本はこちら↓
この著者は現在も慶應義塾大学で、ポジティブ心理学(日本では幸福学っていったりもするそう)の研究をされている方で、この本ではポジティブ心理学のベースのとなる歴史や主要研究者、必要な要素、数字的検証、日本での活用法、日本人の傾向、などがまとめられています。科学的根拠や、数値化してある結果がたくさんあるので精神世界の話って言う感じはしないので、とても面白く、しかも納得しながら読むことができました。
ちなみに、ポジティブ心理学とは、心が病気になっていない人たちを主に対象とした「今の人生よりももっと充実した幸福な人生を送れるようにするため」の考え方で、ポジティブもネガティブもどっちの自分も認めてあげようよ、という世界観をもった心理学です(上記の本より)
そして、私はそのポジティブ心理学を提唱したMartin Seligman博士の講義をCourseraのビデオでみていて、この今の世の中、もっと世界中で広まればいいのに、と思ったくらい、前向きな心理学(心のあり方を提起しているもの)だなと思いました。
私はこの心理学の世界観にとても賛成し、この考え方はWell-beingという私が今注目している毎日どう過ごしていくか、のテーマの精神的基礎な部分でもあるので、今後もnoteに登場させるかもしれません。
さて、受けたCourseraのコースについての感想を残しておこうと思います。以前から興味をもっていて、受けたいコースをメモっていたものの、結局メモに載せてなかったものから始めるという結果に笑
登録して1週間は無料体験できます。それ以後は講座ごとに月額の値段が違っていて、今回のFoundations of Positive Psychologyは9000円弱でした。(5コースあるので毎月1コースずつ受けてたら9000円x5ヶ月分かかるイメージ。ただ、私みたいに1コースだけ受けたかったら、お目当のコースが終わったら修了証や受講記録は残したままサブスクリプション解除できるし、時間的余裕があるならコース並行も可能ではないかと思います。)1週間ごとにテーマがあって、それにそった10分以内くらいの講義ビデオがいくつもあり、ビデオの途中には分かってる?みたいなQ&Aで止まったり、この話を聞いてどう思いますか?みたいな考えたことを書くことになったり。そして、ビデオ以外にも、参考文献的に、Web siteのリンクなどを読むように、という課題があり、各週ごとに最後テーマにそった軽いライティングをして、同じ時期から始めた受講生の分も読んで、ディスカッションという名の自分の反応を書いたりします。そして週の終わりの10問テストで70%合格すれば、次の週へ、という進み方です。
講義ビデオには全部英語の字幕がついていて、(出てくる人皆さすがに聞きやすい英語だったけど、心理学とか専門用語が多すぎなので、字幕があると、止めて単語をALCで調べて、ってやりながらできるので)よかったです。ビデオをみたり、課題のweb siteを読むことに関してはあまりストレスはなかったのですが、合間にある、どう思いますか?とか経験した出来事を書いてください、や各週課題のライティングは、普段全く英語で作文しないので(大学でやった記憶もほぼない。。。苦笑)幼稚な文章しかかけない、2センテンスくらいで終了、みたいになる自分の英語力の無さに気づくことができました。(まぁそれでもとりあえず何か書いたらいいので、終わることはできるのですが...)
Positive Psychology: Martin E. P. Seligman’s Visionary Science
のコースは、
1週目:Martin博士本人の紹介、Positive Psychologyを提唱した経緯、ベースとなる要素・考え方
2週目:Positive Psychologyを取り入れた学校教育や、US Armyの例について
3週目:Positive Psychologyによって、身体や精神を豊かにしていくために
4週目:Positive Psychologyから派生した研究について、最後のまとめ
みたいなカリキュラムでした。
日本にいながら、提唱した本人から実際講義を受けれるってインターネットの便利性を改めて感じたし、大学で研究するとかなら別ですが、普通の社会人生活をしていたら知らない研究結果や、アメリカで教育に取り入れたことによる子供達への影響、ポジティブ心理学への身体への効果などたくさんの知識を知ることができて本当にいい学びの機会になったと思います。
今月はこのコースやってて間に合いませんでしたが、来月またとある講座をCourseraで受けようと思っています。興味があればだいたいの分野はあるし(edX、Udacityなど他のMOOCも含め。それぞれ参加している大学や強みの分野が違うので比べてみると面白かったです)、超有名高等教育機関の講義も今や、家のソファで勉強出来るって、意志さえあれば主体的になんでも学べる時代だなと感じます。
秋の夜長、読書も楽しい季節になってきましたが、web classで興味の幅、深みを広げてみてはいかがでしょうか。
今日は少し長くなりましたが...最後までお読み頂きありがとうございました!!
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