見出し画像

「内なる神」とひとつになる

筆談リーディングをしていたある日、

「精神の合一」「魂の統合」

という言葉が出てきた。

......なんだっけ??? と思い、

それについて知るために本を探し、
出会ったのがこの本だった。

「エクスタシーの神学ーキリスト教神秘主義の扉をひらく」(菊池章太 著 ちくま新書 刊)

日本語で「エクスタシー」というと、何か大きな声では言えないような響きがあるが、
英語の「ecstasy」とは、「恍惚」「有頂天」「歓喜」「法悦」「夢中」「忘我」「満悦」と、実は沢山の意味がある。

この本には、キリスト教会で「聖人」と認定された聖者たちが体験したという、さまざまな神秘体験がまとめられていた。

聖人にまつわる話をしっかり読んだのも初めてだったし、今現在、書棚をいわゆる「スピリチュアル系」の本にほぼ占領されている私が、

ちくま文庫

なんて手にしたのも随分久しぶり!

読み始めて私はさらに驚いた。

聖者たちの「内なる神」との対話は、現代でいう「チャネリング」に似ているように思え、そして彼らと似たようなビジョンを、私自身も、心の内で見たことがあるからだ。



私の心臓に刺さった矢を私の守護存在が引くと、しばらく忘れていた古い思い出がずるずると出てきた。思い出と向き合うのがつらくて、やめてと泣いて願ったこともある。守護存在は「君を傷つけているのは過去の出来事じゃない」「無理はしなくていい」と、その時はそれで中断した。

それからも心のヒーリングは続いたのだけれど...それはまた別の話。ーーーーーーーーー


本書で語られるのはすべて14世紀〜20世紀までの、キリスト教信仰に基づく神秘体験談である。聖者たちそれぞれの啓示と幻視は、深く傷ついた心の修復過程であるように私には感じられた。

身に起きた神秘体験に対し、聖者たちは、時に痛々しいまでの神への愛と受容性を見せているが、それは各々の時代当時の価値観や信仰のあり方に影響を受けているからではなかろうか?と私は思う。

著者は神学専攻の大学教授であるので、この本の結論は、スピリチュアルを探究する人にとって満足できるものではないかもしれない。
けれど聖者たちの神秘体験の記録は、貴重かつ興味深いものに違いない。


チャネリングやハイアーセルフ、ツインレイ に興味がある方には、読んでみたら何か感じるものがあるかもしれない.......と思い、紹介してみました。( ´ ▽ ` )ノ♪

#ハイアーセルフ #ツインレイ   
#ツインソウル #魂の統合
#チャネリング #スピリチュアル  
#リーディング #天使  
#読書感想文
#エッセイ

Olivia

ラクマでカードリーディング出品中!
(平日月曜〜金曜限定)
ラクマshop 「Oliviaの部屋」 
https://fril.jp/shop/olivia743






この記事が参加している募集

サポートしていただけましたら大変嬉しいです。 よろしくお願いします♪