オルテガが残した幻のアイテム「みずでっぽう」の真相とは?
『ドラゴンクエストIII』で語り継がれるアイテム「みずでっぽう」。勇者の父オルテガが残したと言われるこのアイテムは、ファミコン版では実際に登場し、そのユニークな使い道でファンの記憶に深く刻まれています。しかし、リメイク版ではその姿を見かけません。一体どういうことなのでしょうか?
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ファミコン版の「みずでっぽう」:オルテガの遺産
「みずでっぽう」はファミコン版『ドラゴンクエストIII』で登場する隠しアイテムの一つです。ムオルの町にいる少年ポポタが、オルテガからもらったものとしてプレイヤーに譲ってくれるこのアイテムは、戦闘では使えないものの、特定の町や城で使用するとNPCを驚かせる効果を持っています。
入手場所: ムオルの町
効果: NPCを驚かせて一歩動かす(イベント進行には直接関係しない)
背景: ポポタが幼い頃にオルテガが作ってくれた思い出の品
そのユーモラスな使い道と、オルテガとのストーリー的なつながりから、プレイヤーの間で「幻の裏アイテム」として語り継がれてきました。
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HD-2Dリメイク版で「みずでっぽう」は?
2024年にリリースされたHD-2Dリメイク版『ドラゴンクエストIII』。美麗なグラフィックや新たな要素が追加される一方で、「みずでっぽう」はリストラされています。ファミコン版で印象的だったムオルのイベントも一部変更されており、ポポタが「みずでっぽう」を譲ってくれる場面はなくなりました。
この変更に関して公式な説明はありませんが、多くのプレイヤーは「みずでっぽう」がイベント進行に直接影響しないため、リメイク版の新規要素やゲームバランス調整の過程で除外されたのではないかと推測しています。
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「みずでっぽう」の意義
「みずでっぽう」は単なる遊び心のあるアイテムとしての役割を超え、オルテガというキャラクターの人間性を感じさせる要素でもありました。英雄オルテガの厳格な父親像だけでなく、子供に優しく接する姿を描くことで、彼の多面的な魅力を伝える貴重なアイテムだったのです。
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「みずでっぽう」を再現する方法は?
リメイク版で「みずでっぽう」は登場しないものの、ファミコン版をプレイすることでその体験を楽しむことができます。また、ファンメイドの再現や、ゲームコミュニティで「みずでっぽう」にまつわる逸話を共有することで、その魅力を追体験することも可能です。
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まとめ:失われた小さな宝物
『ドラゴンクエストIII』の「みずでっぽう」は、戦闘の役に立たなくてもプレイヤーの心に残る特別なアイテムでした。HD-2Dリメイク版での不在は寂しいですが、ファミコン版のノスタルジアや、オルテガの優しさを思い出させてくれる大切な存在です。
リメイク版をプレイする方も、原作の細かな要素を探求して、再び「みずでっぽう」の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?
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