人生の片手間に〜エッセイガッサイ㉚ 『意味が変わってゆく熟語』
どうも、シンスケです!
季節も段々と過ごしやすい時期になりました。かくいう私も、眠たい目を擦りながら(知らぬ間に寝落ちしていますが・・・)秋の夜長に読書を楽しんでおります。
私が今読み進めている本はというと↓
になります。
この作品は、以前から中村佑介さんが描くイラストやアジカンの楽曲などが印象に残っていて、いつかは読みたいと思っていた一冊です。
さて、この作品を読み進めていくうちに何やら難しい慣用句が出てまいりました。
【筵(えん)を分かつ】
?
皆さんはお分かりですか?
私は、文章の一連の流れから
『酒宴の席(会合)を共に過ごす(分かち合う)』
と解釈いたしました。
しかし、この【分かつ】という言葉そのものが持つ意味としては
とあります。
先程は分かち合う(シェアをする)と解釈致しましたが、分ける(切り離す)という180度意味の異なる熟語なんですね。
このように、前文の言葉などで熟語の意味が変わっていく『分かつ』という熟語
『秋茄子は嫁に食わすな』
くらいイジワルな言葉ですよね(笑)
その他にもこういう類のモヤモヤする熟語がいくつかあったような気がします。
皆さんも何か発見したら教えて下さい!
本日も、一読ありがとうございました。
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