2022年138冊読了の中から、わたしが選ぶベスト9冊。
読書にまつわる武衛(親しい人=友達)のみなさん、こんにちは。
今年、映像では、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にて、家族愛に泣き笑いでスタートし、「エルピス」で希望を見つけ終わることができました。
「鎌倉殿の13人」しかり「エルピス」しかり...。
この世に本当に正しいことなんてないから代わりに夢をみよう...と描かれていたのかな。
正しさだけが世の中ではない。
それにどう向き合うのか?
「飲み込みたくないものは飲み込まない」
野心や陰謀、嫉妬心や傲慢という感情に飲み込まれそうになると、身近な人が導いてくれる姿に救われました。
長引くコロナ禍で希望に迷子になる人も多かったでしょう。
でも誰かを信じることが希望になるなんて勇気がでますね。
『希望』
読書でも、飲み込めないものは飲み込まない姿や、正しさへの向き合い方...そして希望への光をみることができた一年でした。
🐯🐯
前置きが長くなりましたがはじまりますよー。
2022年最後の投稿は、138冊読了の中から(新刊、既刊すべて含む)
わたしが選んだベスト9冊を発表🎊
📚川内有緒「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」
・アートを楽しみ水先案内本だけではない、読み手のわたしも深い思索を巡らす視野が広くなる本。
ちなみにnoteで一番読まれた本のようでした。
好きな本と読まれた本が同じ温度なのが嬉しい♡
📚古谷田奈月「フィールダー」
・まさしく飲み込みたくないものは飲み込まない。
それは正しいことなのか?自分の価値観がゆらぐ本。
📚千早茜「しろがねの葉」
・大好きな千早作品。
いつものルブタンの靴底(レッドソール)が見え隠れるするような怪しく美しい文体α生きる業が加味された凄みのある本。
直木賞獲ってほしいなぁ~(←まさしく希望)
📚ミンジンリー「パチンコ」
・おもしろい声に後押しされて読んだのだが、もっと早く読めばよかったー。
さまざまなテーマで家族とはなんぞやもみせてくれた本。
📚高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」
・みんな違うルールの中で生きているからやっかいな部分を食で描く斬新さに震えたて好きになり刊行本コンプリート。
美味そうー!でなくクセになるゲップが出る本。
📚角田光代「タラント」
角田さんの講演会にも参戦した記念の本。
青い空にむかって希望溢れるラストが良いよ~
📚中島京子「やさしい猫」
・日本の難民認定率は0.3%
その事実を知らなかったことにしてはいけない本。
中島さんを追いかけようと決めた作品もでありました。
📚綿矢りさ「かわいそうだね?」
・愛されないのと、愛せないのはどっちが不幸なんだろう?
シュールでエッジが効いて且つリアルで笑えるなんてサイコーだね、本。
📚恩田陸「ドミノ」
・20年以上前に書かれたのに古さなんて感じない。ハラハラも笑いも味わえる極上のエンターテイメント本。
🐰🐰
同じだー。
えっ?それなんだ...。
知らなかった本もあるので読んでみよう。
さまざまな意見があると嬉しいです。
読書の醍醐味のひとつに夢をみるこができる。
来年はどれだけの夢をみることができるのかしらん?
楽しみです。
では、少し早いですが、お正月は実家で過ごすために帰省します。
すき、コメントくださったみなさま、通りすがりに覗いてくださったみなさま。
ありがとうございました。
noteをはじめて一ヶ月弱と新参者ですが、来年も本の感想を自分味に紹介していきますので、よろしくお願いします🐰
では、よいお年をお迎えください。
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