ねぇ、Pelliculeって曲知ってる? という一言から知った猫間たまを私は応援せざる得なかった
あのときのVC。私はミュートしてテキストチャットをするだけのただの通りすがり。最初は話も半分にしか聞いていなかった。だけど、ある一言だけはハッキリと聞こえた。
不可思議な日々
私は2年前、とあるVTuberファンからVTuberのあるVTuberプロダクションの成り立ちのバックストーリーを聞かされて以降、この「Pellicule」という曲は深く印象的なものになった。
その原曲を歌うは不可思議/Wonderboy。
この曲が出た当時、彼はポエトリーリーディングと呼ばれるリリックを読み上げるジャンルの中で大注目だったと聞いている。
しかし、彼は交通事故で2011年に亡くなった。
リスペクトをするものや、それに繋がれた文脈<コンテキスト>が今もなお続いている。中でも神門の歌う「Pellicule」は不可思議/Wonderboyにあてられたものになっており、彼に続くように「Pellicule」は自らの人生や不可思議へのリスペクトを込めたソングとして歌われるようになった。
そして、不可思議/Wonderboyの文脈は先述の通り、このVTuberの世界に人知れずと引き継がれてきた。
ねぇ、「Pellicule」って曲知ってる?の解
冒頭の話に戻ろう。
の回答だが、私は以前に文脈の話を聞かされて、それを語り継いできているので勿論Yesだった。そして「聴いてほしい」とVCをしていたうちの1人がリンクを貼り、それを聞いた時。私は衝撃を受けた。
premature(pellicule remix) - 猫間たま。
これをイチVTuberが歌う。私はリリックの中身に含まれた深いコンテキストは1mmと分からなかった。それは彼女がこれまでにVTuberとしてだけなく、彼女の人生そのものをリーディングしていることがなんとなくわかったからだ。私は彼女がどんな道を歩んできたかは分からない。
だが、不可思議、口ロロなどポエトリーリーディングが好きな私にはそのリーディングが響いた。
分からないなりにも、pelliculeに合わせて歌われる数々のリリックは彼女の生き続けようとする”意志“に近いものを私は感じ取った。また、彼女から感じ取ったものはVirtualであってもきっと本物に近いものだろうと思った。
次に私はVCで「この世はどうせ苦痛なので神様を夢見てみました」を聞くことをお勧めされた。
ひたむきなことをリリックに書き、こんなにもかわいくリーディングをしている。生きようとしている、自分を応援してくれる。この曲を聴いて彼女についてもっと知ろうと思った、応援しようと決意した。
駄文でもこのnoteはこれから応援する気持ちをここに留めておきたかった。
自分たちを応援してくれる分、自分も彼女に何かを返したい。今は何も知らない。だから、これ以上のことは書けない。
だけど最後に1つ書けることは、このnoteを通して、猫間たまを1人でも応援してくれる人が増えて、十年後の猫間たまが今の猫間たまを余裕で笑い飛ばしてくれる……そんな日が来ればいいと思う。
続ける日々、うまく走り続ける。
これも日々、すべてのVTuberがうまくいってほしい「エゴ」のため。
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私通: ちゃんと俺は(お前も)応援してるぞ。1人じゃない。
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