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来栖夏芽10万人記念 とあるVオタクの乱文乱筆回想録

来栖夏芽。にじさんじ所属のバーチャルライバー。
クールな面持ちで可愛さ溢れるちょっとだけハスキーの入った落ち着いた声は、一度聞けば人々を魅了する。クールでかわいい一面を持つが、オヤジギャグを好んでおり、時にポンな一面も見せる。人によってはお姉さんとして、他によっては妹としてや、まるで恋人のように可愛いがる者もいる。そんなライバーだ。

限界オタクの語り

そんな来栖夏芽さんが、今回YouTubeで10万人登録者数を越えた。これもひとつの節目。いち来栖夏芽の限界オタクとして、文章を残そうと思う。

数多くのVTuberを見ている中で、夏芽さんに対しては私は数あるVTuberの中で唯一ガチ恋に落ちかかっていて、ギリギリ正気を保とうとしている。私はバーチャルYouTuberを長きにわたって見て来たが、一度としてガチ恋になるであるとか、ガチ恋になりかけるようなことは殆どなかった。

私はにじさんじをしっかりと見始めるのはかなり遅く、唯一しっかり見ていた久遠千歳は8月に引退。他には、出雲霞や委員長ぐらいしか見ておらず、とある別箱を中心に広く浅くVTuberを見ていた。だから、大体にじさんじで起こった事は外側から情報の参考にしつつも「あーこんなことがあったんだな」ぐらいに思っていた。

しかし、ある大きな出来事により、その別箱を推すことが難しくなり、にじさんじの新人を追うようになった。まずは、えま★おうがすとをはじめとする赤の組織から見始め、「これがにじさんじかぁ……」とにじさんじを思い知らされ、その流れで夜王国の白雪さんが出ていた頃には沼の民だった。

そして、まななつの発表となった、2019年12月26日
私は来栖夏芽、彼女の姿が見えた時、激震が走った。

「推すしか……ないジャン…………」

私は、ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』では、多田李衣菜というアイドルを担当(推しに)している。つまり、容姿から既に推すのは必然だったのだ。

私は普段より音楽を聞くことが好きで、様々なジャンルの音楽を聴くが、中でもロックを原点としている。
ロックが好きでなかったら今の音楽観はないし、それにまつわるファッションを女性がしている様子も好きだ。
故に、そんなファッションをしているキャラクターも勿論好きだ。
それだから、あの来栖夏芽のあの赤いメッシュ、コルセット、ドレススカートといったロック・ミュージシャンの舞台衣装のような初期衣装が初めて見た時からとても気に入ったのだ。

初回配信を見て、彼女の笑い方のかわいらしさ、高音がしっかり出て、低音にハスキーさがある落ち着いた声を聴いて私はすぐさま彼女のファンになった。彼女があげた好きなバンドも自分が私が学生時代から聞いてきた曲などをよく聴いているというところでも彼女にさらに興味を持てた。

また、多田李衣菜の話を出したが、夏芽さんは多田李衣菜の声優を担当している青木瑠璃子さんに似た声質を持っている。特に低い声を出そうとした際の声はまるでそっくりだ。その上に、青い瞳や茶髪などの一部の特徴が多田李衣菜と似ているところがある。私は最初は意識していなかったが、2021年4月頃に共通点に気づき始めた。「そんなことがあるのか?」と思うこの頃だが、思えば思うほどに推しと担当の共通点を見つけてしまう。偶然にもほどがある。

限界オタクが「限界」だった話

さて、ここまで語っているが、私は職業柄、そして勤務時間の関係上、2020年3月までに配信された彼女の配信のほとんどを見れていない。
加えて、アーカイブを見る時間もあまりなかった。
前職では勤務時間が昼から深夜まで続いていた。なので、見れる時間というものがあまり存在しなかったのだ。

私は前職を去年3月に退職した。
コロナ渦の中、「自分の人生はどうなるのだろうか」「生きていけるのだろうか。」と考えながら過ごした5か月。正直、自分の命について考えることもあった。

だが、私は夏芽さんに救われたのだ。

彼女は去年の朝、頻繁にマイクラ配信をしていた。通う大学のオンライン講義までの間、マイクラ配信は続けられる。
時に彼女の寝坊などで遅くなったり、配信のない日もあったが、私はその配信を毎日楽しみに待っていた。

配信が行われる日は、見ながら転職活動をし、配信での彼女の声やオヤジギャグなどに癒され、ここまで来ることが出来た。勝手に助かっているようだが、本当にありがとうと伝えたい。

魅力=登録者じゃない

来栖夏芽という「にじさんじライバー」は、キツイ言い方になってしまうが、当初人気といえる存在ではなかった。
諸事情もあり、夜の配信が少なかったこともあり、視聴者数を増やすことが難しかったからだろうと私は思っている。
私は周りに「誰を推しているか?」と答える場で、去年の春頃からは大体決まって「来栖夏芽」と答え、周りが意外な様子を見せた時にはすかさず彼女の魅力を伝えるようにしてきた。

ライバーは人気が全て」のような風潮が少なからず見られることがある。
だが、私はそれ以上に、人気不人気というものは、そのライバーの魅力とイコールするものではないと考えている。
「おはようございまぁーすっ」や「こん、ばん、はー」ではじまり、「おつなつ」で終わって、クールでいたり、ポンコツを出してしまったり、オヤジギャグを言ったりして、ファンを喜ばせてくれる彼女の配信が好きだ。

好きだからこそ、次の彼女の配信が見たい。十分に彼女には魅力がある
新衣装を見て、彼女の好きな色で染められた新衣装にときめいたその様子がとても可愛しく、愛らしさすらも思った。お酒に酔ってふにゃふにゃになっている様子を見て、少し呆れながらもかわいいな、と思う。
遠い、とちょっとされていた10万人。
チャンネル登録者はただの数字でしかない。でもその数は、それだけの人が彼女を気にしているという数字だ。私はその数字が多かろうと、少なかろうと私が彼女を応援するのは変わらない。

取り留めもない推しへの感情の乱文乱筆を残し、推しのチャンネルを貼ることでこのnoteの記事は終わる。


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