#読書感想 #女帝 #女帝小池百合子
とてもよく調べられている。生い立ち、生活の実態などは、本人が語っているわけではなく、監修もしていないだろうから、一人の物語として読んだ。
何が嘘で、何が本当かはわからない。ただ、書いてあるような生き方を私にはできないと思った。人の優しさを履き違えたり、人の足を引っ張ったり、嘘をつき続けることは、私にはできない。そんなことができる人がいるのだろうか・・・・。だとしたら、本当に気を張ってうまいこと立ち回ってきたのだろう。それができるのは生まれつき、天性の立ち回り、身の振り方。
否定否定の文章なので、読んでいると自分が自己否定されてしまう気分になってしまう。それほどうまく綺麗にまとまっていて、とても面白くすぐに読めたが、鬱期には向かない本だともおもう。
一つだけ思うのは、日本のため、国民のため、都民のために、彼女に何かポリシーはあるのだろうか。少しでも女性が働きやすく、待機児童ゼロなんて私の周りを見ていると実態は違うし、働き手、年齢も、今後多種多様な状況が入り混じる世界が少しでも住みやすく、変な利権や過去にとらわれない、平等で日本が好きになるような世の中になってほしい、そのために頑張っていただきたい、以上。
にしても、嘘をつき続けたり、人が言ったこと、体験したことが自分の体験として脳内変換するひとを、私の周りに一人いる。
そういえば、豊かでない生い立ち、学歴(は全てだと思わないが)など似通っているな・・・と思ってしまった。
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