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「課題」とはなにか?

小学校、中学校、高校、大学と、どこへ行ってもつきまとう
そんなものは何か思い浮かびますか?と聞いて
真っ先に出てくる答えが

そう。「課題」
なのではないでしょうか。

関わっている子どもたちの課題の取り組み方はどうかな?・・・
と考えたとき


塾からも宿題が出て、学校からも課題が提示されて、優先順位がグチャグチャになって。
しかも、スマホは触りたいし、ご飯は食べたいし、動画は見たいし・・・
結局、課題が「作業」にしかならない者が多くなるのではないかと思います。
いわゆる「写経」で終わるパターンです。



そうならないためにも、どのような気持ちや姿勢で学習に向かえばよいか?
集中するにはどうすればよいのか? 



私の中で印象に残っているのが
藤井総太さんの言葉です。

学校で宿題をやらず提出しなかったときに、先生になんで出さないのか?
と咎められたとき彼は次のように話したと言われています。

「なんでやらなきゃならないんですか、授業で全部理解しているつもりなんですが・・・。理解していることを何度も反復する時間としてつかうくらいであれば、その分の時間を将棋をやることに費やしたいです」

これを聞いた先生はグーの音も出なかったのではないかと・・・
ごもっともだと私も思います。


写経のようになっている。これでは何の意味もない。

そもそも何故、その課題が出題されているのか?
なんのために取り組まなければいけないのか?
この部分をしっかりと理解させた上で取り組ませないと、子どもたちの時間を無駄な時間にさせてしまうのは目に見えています。
特に今の子どもたちは学校が終わってからも部活、習い事や、家事など忙しい状況であるとデータは示しています。
実際に、話を聞いてみても、疲弊しているような連中もチラホラ・・・


一層のこと、課題なんて出すのは止めてしまうのも手かと思います。
現実に、止めてしまって本来の目的である
「教科の知識・理解を深める」
などは達成する方法はいくらでもありますし、授業内で完結できるようにもっていくことも可能かと思います。


もっともっと時代の流れを読み、社会の動きに敏感となり、子どもたちの実態に合わせた教育や課題を考えていくことが必要ではないかと改めて考えさせられました。

これも正解なし。
また考えることが楽しくなります。

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