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俳句の講演会に行ったレポート。-白泉句集-

新しい創作のヒントを得る為に、
現代俳句協会の講演会に行きました。

そこで得た経験を、ざっとアウトプットします。

雑感


① ルビや詞書について。賛成、反対、自分はどうか?

自分はルビや詞書はあまり使わない。
Wordで詠草集を編集する人が大変なので。
作品本体に注力しているので。
(精一杯?)
でも、面白いルビを開発して使ったら面白いだろうなという憧れはある。

② 分かち書きの効果。

分かち書きにすることで、画面の切り替わりや、次に来る単語の不規則性を強調出来る。
視覚的効果がある。

分かち書き自体は、江戸時代や、色紙などでポピュラー。

③ 白泉句集の各巻の違いや、本と原稿の違い。

ここから「本を作ること」を考えさせられた。

原稿にあり、本には収録されなかった俳句も面白かった。

④ 白泉の人生のアップダウン。

人生で色々な事が起こっている。
教師時代や、事件や、兵舎での仕事など。

白泉の生涯について、まとめられた本を読めば、含蓄があるかもしれない。

⑤ 白泉は当時の評価より、現代の方が評価が高い?

戦争が廊下の奥に立つてゐた

渡辺白泉

この無季俳句が有名なため。
どれくらい有名かと言うと、
俳句を知らない人も知っているくらい有名。
Twitterのbotなど、ネットでもよく見かけるので、SNSでも普及したか。
コラムで紹介されることもある俳句。

その他

会場の図書館が素敵な場所だった。
またイベントがあったら行きたい。

※ヘッダーの写真は会場図書館の屋上から撮影。

まとめ

俳句の講演会だったが、ルビ、分かち書き、詞書などは短歌にも使える「考え方」だった。

渡辺白泉の、句集それぞれの違い、
句集と原稿の違い、生涯の色々な出来事など、凄みがあった。

全体的に参考になる講演会だった。
今後、学んだ事を活用出来たらいいなと思う。

終わり。

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