おくやん旅行記(ベトナム:ファーストステージ編)⑥
ホーチミンにはベトナム戦争を伝える場所が残っている
ホーチミンといえばベトナム戦争記念館が有名です。どのガイドブックにも載っています。今回の旅行で絶対行く予定にしていたのもここになります。
市内を観光するにあたって、ノートルダム大聖堂を中心にしてみるとちょうど歩いて回れる距離です。
まあ、外れている場合でもGrabを使ってタクシーで巡ればいいだけですが、歩いたほうが旅な感じがします。
この時点でもうタクシー使いたかったですけどね。正直な話。
Googleマップを見ながら進むと、ちょくちょく観光案内に出てくる「統一議会堂」を通り過ぎる感じで行けることが判明。通りすがりで道の向こうから撮影します。
確実にチェックポイントを過ぎていくような感覚にになってきました。
戦争記念館の方へ進むと目の前に天秤担いだココナッツ売りのおじさんが進んでいます。
抜いて行こうかなと思ったのですが、足元に歩きずらい道があるので重量物を持ったおじさんに道を譲ります。
これがいけなかった。おじさんにはカモがネギしょってやってきたように見えたことでしょう。
抜かせたはずが道が開けて並行して歩き出します。ジェスチャーで天秤棒担いでみるかい?という感じで言ってきます。
H君が担いでみるとまんざらでもなさそう。笑顔です。続いて私にも言ってくるので担いでみると、重いけど持ちやすい感じです。
「ありがとうございました。じゃあ」と手を振って行こうとすると天秤を置いてココナッツをむき始めくれるみたいに手渡そうとします。
まあ、記念になったかなーと思い「ハウマッチ?」とお金払うよというと…
日本のスタバのキャラメルマキアートのグランデと値段が変わらないぐらいのことを言ってきます。あ…やってもうた。
しかもH君にも請求しています。払ったんですか?というような目でこちらを見ます。ごめんH君。
後々、同じように売っているココナッツの値段に天秤棒担ぎ料金プラスで通常の5倍の値段だと判明。…ボッタクられました。
「騙されやすいのだから気を付けてください!」ときつく怒られてしまいました。反省です。
しょぼんとしながら戦争記念館に到着。換金が少なかったH君は「最悪足り
なければ貸してくださいね」と中に入ろうとチケットを買いに行きます。
何とか足りそうです。はあ…
気を取り直して中に入ると、入り口近くにはその時の戦闘機や戦車などが置いてありました。展示というよりかはただ置いてあるだけみたいです。
明らかに時代背景違うんじゃないか?と思われる戦闘機もありましたがそれはちゃんとコンクリートの土台の上に乗っていました。
サンダーバードに出てきそうな飛行機とかもあって、面白かったのですが、日が当たるので、汗が止まらず体力消耗しそうです。いや、してました。
中のベンチで休憩すると風が入ってきてクーラーがなくても涼しい感じでした。自販機で水を10000ドンで購入してもすぐなくなってしまいます。
信楽焼の狸のように2リットルぐらいを片手に持ってくればよかった。
少し落ち着いて中に入ります。
中には当時の写真がありました。
NHK特集でやっていたようなベトナム戦争の写真がモザイクなしに飾られていました。
写真が展示されている部屋はクーラーが設置されていました。あと大きなファンも一緒にあるのでここで休みたかったな。椅子がないので立ちですが。
有名な「ベトちゃんとドクちゃん」の写真もありました。
結構まわって写真を見るのはおなか一杯になりました。
普通におなか減ってきたけどね。
出るときに平和の鐘みたいなのが置いてあったので、思いっきりついてやりました。
すごく頭に響くα波がダイレクトに来ます。何事も経験ですよね。
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