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なぜコーレは少人数なのに爆速で新規事業や新規プロジェクトを続々と立ち上げられるのか?

事業開発代理店として、企業の新規事業やDXプロジェクトをサポートし、この3年で100以上のプロジェクトを立ち上げてきたコーレ。たった20人ほどのチームで、なぜこんなに爆速でプロジェクトを推進できるのか?

その秘訣は、「爆速でプロジェクトを立ち上げるための9個のコツ」 にあります。どれもこれも、泥臭くて泥臭くて、泥臭い。だけど、これがめちゃくちゃ効くんです。
※注意:僕の働き方としてのコツと、コーレの組織としてのコツが混じってます。


1. 24時間仕事モード(夢でも仕事しよう)

「長時間労働=悪」 普通はそうですよね。でも事業開発や新しいプロジェクトをするなら「長時間労働、当然」です。
 だって、そうじゃなきゃ、こんなにたくさんのプロジェクト、回せないじゃないですか。

・・・と言っても闇雲に長時間手を動かし続けて働くわけじゃありません。ドラゴンボールの孫悟空がブウ編で日常的にスーパーサイヤ人状態になっていたように、日常的に仕事モードになっている必要があるということです。

僕は集中力がない方です。何かの作業をしていても、すぐに他の作業をしたりXを見たりしてしまいます。TikTokに時間を食われることもあります。
ただ、そのすべての時間は仕事と結びつけるようにしています。TikTokでバズってる動画を見るなら、「こういうネタがバズりやすいのか」その裏側としてはどのような動画制作プロセスなのかと思考をしたり、TikTokを活用したプロモーション案を考えるときの知識の引き出しとして記憶したり。

集中しなくても仕事に結びつく思考と行動をすることで、生きている時間をすべて仕事モードにする。これが僕のワークスタイルであり、長時間労働が当然だと言っている背景です。
夢でも仕事をしている夢を見れるように頑張ってます。

2. 無理矢理生成AI(生成AIをフル活用)

文章生成AI、画像生成AI、図解やフローチャートの作成、画像の読み込みなど、最新の生成AIツールをフル活用しています。これにより、作業効率が大幅に向上し、よりスピーディーかつ高品質なアウトプットを実現しています。

「生成AIって、別に使わなくても今の仕事はできるし」と思っている人も多いと思います。ですが、そんなこと言ってたら時代に取り残されちゃいます。
僕は「無理矢理にでも生成AIを活用する」という強い意志を持っています。

「生成AIにやらせるより、結局は自分でやった方が早いし質も高い」と言うのもたくさん聞きます。たしかにそういうシーンは多いですが、その現状の上で意志を持ってAIを使い続けることで、いつの間にかそれまでより遥かに凄まじい速度と品質の仕事ができるようになるものです。

生成AIを当たり前のように活用することは、筋トレと似ています。
いきなりムキムキな身体にはならないですが、少しずつでもトレーニングを重ねていき、よりハードに使えるようになり、いつの間にか身体ができあがっているみたいな。
そんな感じで、生成AIを使うことなすことも、毎日の積み重ねで身体に染み込んでいきます。

3. 他人に頼る(アシスタントや外部のプロ人材の活用)

僕は、アシスタントや外部のプロ人材を積極的に活用しています。専門性の高い作業やタスクは、自分で調べてからやるよりも、プロに教えてもらってこなしたり、プロにやってもらってその方法を解説してもらう方が遥かに効率的ですし、理解しやすいし、物事が速く進みます。
僕は得意なことに集中し、それ以外のことはプロやアシスタントに任せるようにしています。
デザインや企画考案などは自分でやるようにしています。ただし、デザインはラフまでをFigmaで作ってしまって、その後にがっつりプロにデザインしてもらうことが多いです。

4. 致命傷にならないリスクコントロール

新規事業やプロジェクトには必ずリスクが伴います。お金の損失、人材の損失、労務問題、ブランドの毀損、既存事業とのカニバリ、社内外関係への影響、などとたくさんのリスクがあります。
特に失敗した時にリスクが顕在化し、ダメージを受けます。
僕たちは、リスクを最小限に抑えるためのリスクコントロールを行い、万が一失敗した場合でも、「なんとか持ち堪えることができる、かつ次に繋がるような仕込み」を必ず用意します。
ようは「失敗しても大丈夫にしておく。もはや失敗しても次の打ち手に繋がる」という設計をしています。
この設計とシミュレーションが、僕たちのスピード感を支えています。

「失敗は成功のもと」なんて、よく言いますよね。でも、実際には、絶対失敗したくないと思ってプロジェクトに取り組んでいます。それでも失敗することもあるので、僕は「いざ失敗しても被害はここまでだ」という線引きをしておきます。

失敗する可能性はゼロではありません。
だからこそ、「失敗したとしても次に繋がる仕込みをする」 ことが大切です。失敗から学び、次に活かす。このサイクルを繰り返すことで、僕たちは成長し、より多くのプロジェクトを成功に導くことができるのです。
なので、失敗したら会社として立ち直れない致命傷になりうるときは、その挑戦はできるだけしないようにしていますし、クライアントにも勧めないようにしています。

5. 一気通貫同時進行のプロジェクト推進

コーレでは、企画、デザイン、開発、マーケティング、営業代行までも、プロジェクトに必要な全ての機能を一気通貫で担える体制を構築しています。各役割の連携がスムーズなので、一般と比較して、プロジェクト全体の進行速度が格段に向上します。

コーレは、完全な横断型組織です。企画、デザイン、開発、マーケティング、営業など、プロジェクトに必要な全ての機能を、一つのチームで担っています。
そして、一気通貫だけでなく、シームレスに同時進行できることが圧倒的な速度を生み出します。

  • 企画を練りながら営業資料を作り、広告を回して見込み顧客の反応を得る

  • サイトやシステムをデザインしながら既存顧客に当てて反応を見てUXを設計していく

  • それっぽい営業資料を作り、展示会に出展して人々の反応を確認しながら市場規模や競合をリサーチし、P/Lなどの事業計画を作っていく

そんな感じで複数の役割が同時進行することで、プロジェクト全体の進行速度が格段に向上します。

6. 夜は交流会などで情報収集(酔った勢いで生々しい話を聞く)

夜の交流会などを通じて、積極的に情報収集を行っています。特に、自分たちがよく理解していない事業分野の人と会ったら、積極的に話を聞きに行き、新たな知識やアイデアを得るようにしています。

「仕事が終わったら、さっさと帰ってゆっくりしたい」って思う人も多いと思いますが、僕たちは違います。夜は情報収集のゴールデンタイムだと思っています。

なぜなら、夜は、普段なかなか会えないような人たちと出会えるチャンスだからです。交流会やイベントに参加することで、新たな知識やアイデアを得たり、ビジネスパートナーを見つけたりすることができます。

7. 週7日、複数人で毎朝情報収集

週7日、毎朝複数人で情報収集を行い、最新のトレンドや技術動向を把握するようにしています。この情報収集によって得られた知識やアイデアは、プロジェクトに活かされ、新たな価値創造に繋がっています。

「情報収集は一人でやればいいじゃん」って思う人もいるかもしれませんが、僕たちはそうは思いません。情報収集は、毎朝、複数人で行うようにしています。

なぜなら、一人で情報収集するよりも、複数人で行う方が、より多くの情報を得たり、違う視点での発見を共有できるからです。異なる視点を持つメンバーが集まることで、新たな発見やアイデアが生まれることもあります。

8. 電話をしながら作業をする(口と耳と手を同時に動かせる)

ベンチャー界隈だと嫌われることが多い電話。
僕は電話でのコミュニケーションを積極的に活用し、同時に複数のプロジェクトを進めることで、時間効率を最大化しています。
チャットやメールでのコミュニケーションよりも、電話の方がリアルタイムでニュアンスのすり合わせができるため、抽象度が高いプロジェクトの場合は電話でやり取りする方がスピーディーにプロジェクトの進行を加速させることがあります。

「いきなり電話かけてこないで…」という人は多いと思いますが、僕は大歓迎です。
なぜなら、電話で話しながら手を動かすことができるからです。
チャットやメールだと、文章を打つために1つの作業しかできませんが、電話なら口と耳と手で同時に別の作業を進められます。
同時に複数のプロジェクトを進めていると、何をどの順番で手を動かせば良いのか迷うことがあります。
その迷ってる時間が無駄ですし、タスク管理やスケジュール管理も無駄だと思っています。立派なスケジュール表をExcelで立てるのも、スケジュールにズレがあった時に更新するのも、その作業をすることが無駄な仕事を増やしています。
(上記は少人数プロジェクトの場合なので、複数人や大企業のプロジェクトの場合はスケジュールを立てること自体がアウトプットとして重要視されることもあります)

電話がかかってきたら、口か耳か手でその要件の対応をすることになるので、優先順位を考える前に作業を前に進めることができます。
なので、僕と一緒に仕事をする人は、Slackなどでいちいち「今電話して良いですか?」と聞かずに電話をかけてきてほしいのです。

9. 業務効率化ツールや生成AIツールは、比較検討はせずにさっさと有料課金

業務効率化ツールや生成AIツールについては、比較検討に時間を費やすのではなく、まずは有料課金して実際に使ってみるようにしています。もしツールが合わなければ、翌月に解約すれば良いという割り切りで、常に最新のツールを試すことで、さらなる効率化や経験としての情報蓄積をしています。

「無料で十分じゃん」って思う人もいるかもしれませんが、爆速で情報や技術をアップデートしたいなら、僕はそうは思いません。有料ツールには、無料ツールにはない機能やサポートがあります。

もちろん、全ての有料ツールが良いわけではありません。中には、使ってみたら全然ダメだった…なんてこともあります。でも、それはそれで、「このツールはダメだった」という体験を元にした生の情報が得られたわけです。

僕たちは、「とりあえず使ってみる」 ことを大切にしています。使ってみなければ、そのツールの良し悪しは分かりません。もしツールが合わなければ、翌月に解約すれば良いだけです。

最後に

これらのコツを実践することで、コーレは少人数チームでありながら、数多くの新規事業やプロジェクトを立ち上げてきました。これからも、これらの手法をさらに磨き上げ、より多くの企業の成長に貢献していきます。

コーレは、今ではWebサービスや人材サービスなどの無形商材だけではなく、健康食品やスキンケア製品などを開発し、ロボット関連の事業開発に取り掛かっています。

もちろん簡単ではありませんし、失敗することもたくさんあると思います。でも、「致命傷にならないリスクコントロール」を徹底することで、自社としても、クライアントと一緒にも、爆速で挑戦し続けていきます。

これからも、「爆速でプロジェクトを立ち上げる」 という挑戦を続けていき、より多くの企業の成長に貢献していきたいと思っています。

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