奥沢未都

東京での生活

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日付が変わってからでも、渋谷から海を見に行くことができる ダウ90000の「タイタニック」というコントに、そんなセリフがあった。深夜0時の銀座線に乗って、私は海を見に行くことができる。それを知っているだけで、今までよりも少しだけ強い気持ちでいられる気がした。

    • 色んなことが変わった。お金を使う遊びができるようになったこと。高い服を買えるようになったこと。何かを語り合うのに居酒屋へ行くようになったこと。でも本当は、ファミレスとか近所の公園で何時間も楽しめていたこと。変わることは悪いことなんかじゃないけれど、あの頃のことも全部忘れずにいたい

      • 24歳、自分のありたい姿から外れるようなことをしない1年にする

        • 世の中には私の知らない素敵な作品が沢山あって、それら全てに触れることはできないからこそ、少しでも多く、少しでも深く味わえるように日々を過ごしたい

        日付が変わってからでも、渋谷から海を見に行くことができる ダウ90000の「タイタニック」というコントに、そんなセリフがあった。深夜0時の銀座線に乗って、私は海を見に行くことができる。それを知っているだけで、今までよりも少しだけ強い気持ちでいられる気がした。

        • 色んなことが変わった。お金を使う遊びができるようになったこと。高い服を買えるようになったこと。何かを語り合うのに居酒屋へ行くようになったこと。でも本当は、ファミレスとか近所の公園で何時間も楽しめていたこと。変わることは悪いことなんかじゃないけれど、あの頃のことも全部忘れずにいたい

        • 24歳、自分のありたい姿から外れるようなことをしない1年にする

        • 世の中には私の知らない素敵な作品が沢山あって、それら全てに触れることはできないからこそ、少しでも多く、少しでも深く味わえるように日々を過ごしたい

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          自分の好きなもの、嫌いなものに対しては、私なりの言葉で感情や考えを言語化できる必要があって、 そのための勉強を怠ってはいけない

          自分の好きなもの、嫌いなものに対しては、私なりの言葉で感情や考えを言語化できる必要があって、 そのための勉強を怠ってはいけない

          憂鬱な夜に

          日曜の夜の過ごし方に毎度悩まされている。何をして過ごせば憂鬱は和らぐのだろう。サザエさん現象なんて言葉を耳にするけれど、家にはあいにくテレビがないからそんな現象に浸ることもできない。翌日に備えて早めに休むべきか、はたまたギリギリまで外をふらつき抵抗の意思を見せるべきか、私の中の永遠のテーマである。どちらの過ごし方をしても心の中にはいくばくかの後悔が残る。月曜の憂鬱は恐ろしいほどに強敵だ。私がどれだけ全力で休日を過ごしたとしても、完全に抑え込むことはできない。であるならば、憂鬱

          憂鬱な夜に

          上京してきて良かったなと感じることは多々あるけど、中でも東京が舞台のコンテンツ(映画、歌、文章)を今までよりも深く味わえる点が一番かもしれない。東京に住んでいるからこそ、深く刺さるコンテンツがある。

          上京してきて良かったなと感じることは多々あるけど、中でも東京が舞台のコンテンツ(映画、歌、文章)を今までよりも深く味わえる点が一番かもしれない。東京に住んでいるからこそ、深く刺さるコンテンツがある。

          夏、立山の星を捕まえて

          満点の星空が広がっていた 誰もいないベンチに寝転び、星を眺めた。 宇宙と自分が繋がっている、そんな感覚に陥った夜だった。 夏、立山へ行った 何度目の一人旅だろう。思い返すと、これまで北陸を周ったことがないことに気づき、この夏の目的地を立山に決めた。長野と富山を結ぶ、立山黒部アルペンルートを駆け抜ける1泊2日の旅。標高2000m地点にある、室堂という地域の山小屋を予約した。 室堂までは、ケーブルカーやロープウェイを乗り継いで簡単に向かうことができる。道中に見た「大変な思いを

          夏、立山の星を捕まえて

          東京での生活と音楽

          私は、音楽が好きだ どこか遠くへ移動する時には、よく音楽を聴いている。 私にとって音楽は、日常に深く溶け込んでいて、尚且つ非日常的な要素も持ち合わせている存在だ。 私は、ライブへ行くのが好きだ。上京してからは、月に2.3の頻度でライブハウスへと足を運んでいる。 イヤフォンで聴く日常的な音楽と、ライブハウスで聴く非日常的な音楽の両方が、私の日々を彩っている。 私は、SUNNY CAR WASHというバンドが好きだ。 学生時代に一番聴いたバンドだ。青春のほとんど全てが、彼らの音

          東京での生活と音楽

          切符片手にどこまでも行ける気がした車窓から青が溢れる

          切符片手にどこまでも行ける気がした車窓から青が溢れる

          メジャーなコンテンツが必ずしも良い物とは限らないのと同様に マイナーなコンテンツを好きでいることと、センスが良いことは同義ではないということを忘れずに生きていきたい

          メジャーなコンテンツが必ずしも良い物とは限らないのと同様に マイナーなコンテンツを好きでいることと、センスが良いことは同義ではないということを忘れずに生きていきたい

          ランドスケープで狂わせて 

          柴田は言った。「もし、お前が確かに辛い状況にあって、全てを終わりにしてしまいたいと思ったら、最後に連絡してくれよ。止めはしないさ。ただ、俺の代わりに頼みがあるんだ」 ある春の日、クローゼットの中でふとそんな事を思い出した。携帯の連絡先には「シバタ」の文字があった。そんな約束覚えているわけないと思いつつ、発信ボタンを押した。3回ほど発信音が鳴った後、柴田が電話に出た。「久しぶりだな、とりあえず今から行くからそれまで待ってろよ」 それだけ言うと電話は切れた。待ち合わせに指定された

          ランドスケープで狂わせて 

          神津島にて、世田谷からは見えない星を見た

          東京都の離島、神津島。年始に星空を見に行った。きっかけは、辻村深月の「この夏の星を見る」という小説。コロナウイルス禍の高校生たちが、リモートで各地域を繋いで星空観察をする話。小説の中で離島の高校が登場し、いつか離島で星空を見たいと思っていた。 神津島は、国際ダークスカイ協会(何ともイカした名前である)という、世界的な組織より星空保護区として認定された島だ。神津島へは、竹芝港からフェリーで向かった。夜の10時に出発して、到着するのは翌朝9時頃。船の中は思っていたより揺れたが、

          神津島にて、世田谷からは見えない星を見た

          私を知らない私に宛てた備忘録

          私を知らない私へ 記憶を失った時に、真っ先に読むべきメモを書きました。 住所とか、家族構成とか、どこの会社に勤めているとかは、きっと優しい誰かが教えてくれるだろうから ここには私がどんな人間だとか、好きな場所とか、音楽とか、そういったことを残しておきます。気が向いたら読んでください。 <私を知らない私に宛てた備忘録> 私は、人と関わるのが好きだ。 人からの誘いは、必ず一度は受けることを心掛けている。初対面の人とも何かきっかけがあれば積極的に会話をするし、学生時代の友人と

          私を知らない私に宛てた備忘録

          晴れた日は「風になる」を流してピクニックをしたいし、旅先では「ルージュの伝言」を聴きながら電車に揺られたい

          晴れた日は「風になる」を流してピクニックをしたいし、旅先では「ルージュの伝言」を聴きながら電車に揺られたい

          七色の虹のどこかに君はいて青の半輪を僕は見ている

          七色の虹のどこかに君はいて青の半輪を僕は見ている