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賃貸vs持ち家③

都心勤務、総合職で共働きの我が家。夫と議論を重ね、結論としては「当分賃貸に住もう」ということになりました。

あえての賃貸住まいを選ぶ理由

あくまで一例として、参考までに留めていただければ嬉しいです。

職住近接で体力を温存しないとキツい

私はこの十年働いてみて思うのが、女性総合職の一番の弱点はズバリ「体力」!特に弊社は体育会系出身者の男性が多く、皆早朝から深夜までよく働きます。私は過去、プロジェクトの大詰めのときなど、ここぞというときに体力不足でダウンしてしまったことが何度かありました。

私の勤め先は完全テレワークに移行することはなさそうなので、体力を少しでも温存するために、職住近接でいたいです。

当初は郊外でも良いかな、とも思ったのですが、自分と向き合った結果、ロケーションは最重要マターだと思い至りました。

職場の立地がコロコロ変わる問題

私の職場は近々建て替えのために仮オフィスに移転予定。また都内の子会社に出向する可能性もあります。

職住近接にこだわる上に、ハザードマップや教育環境まで考慮するとなると、物件購入の場合、予算内での立地選定は至難の技。

そこで、私の職場や子どもの進学先にあわせて柔軟に転居する「孟母三遷スタイル」も良いではないかと思うようになりました。

都心のマンション高すぎ問題

今の不動産相場だと、3LDKで都心でイケてる物件...となると一億コースになってしまいます。いくら共働きとはいえ、さすがに億単位での借入はきついっす...!

一方賃貸であれば、古い物件や、設備の少ない物件でも気にしなければ問題ありません。エレベーターや宅配ボックスの無い物件に住むことで、立地の良い場所で無理せず暮らせます。

常に最低限の間取りに住みたい

例えば現状は1LDKで親子三人で十分暮らせているのに、将来のためにと間取りゆったり物件を購入した場合。今の自分たちにとって過剰なスペースの取得に月々お金を払うことになります。例えば坪単価300万円の土地(二階建て)に坪単価100万円の家を建てた場合、単純計算で6畳の部屋1つは750万円相当です!

それなら賃貸でこの時々に必要なサイズに住めば良いのでは?と思うようになりました。

老後生活用の物件を今買わなくたっていい

都心に住むのは現役中だけ。将来息子が独立したら郊外に移転してゆったり暮らしたいと考えています。

そのために、現役時代は立地重視の賃貸生活をしつつ夫婦でしっかり稼ぎ、老後に郊外の不動産を買う資金を準備したいと思います。

異常気象の時代に災害リスクから逃れる

今日本では台風や豪雨や地震など、「100年に一度の自然災害」が毎年のように起こっています。自然災害リスク回避のためにあえて物件を購入しないという選択肢もアリかなと思います。

書斎がなくてもシェアオフィスがあるやん

主人は在宅ワーク可能な職種。今後は家で作業するために書斎のある物件を購入したいというのが彼の意向でしたが、私の都心主義がどうしても譲歩できない条件だったので、「割り勘で主人がシェアオフィスを借りればええやん」ということになりました。


といいつつも素敵注文住宅への憧れも残っていますが...一旦は上記のような話でクローズとなりました!


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