世界一周紀行 2章 アフリカ ⑤ (ケニア)
【10月】
20日 ナイロビ
21日 ナイロビ
22日 ナイロビ→マサイマラ国立公園
23日 マサイマラ国立公園
24日 マサイマラ国立公園→ナイロビ
25日 ナイロビ
【10/20】
夜中に起こされると、ナイロビに着いていたよう。4時前で暗いし、ナイロビのダウンタウンは治安がかなり悪いと聞いていたので、バスの中で6時ごろまで寝かせてもらうことに。現地の人も朝まで待機していたので、やはりあまり治安は悪そう。
Uberを使い、ダウンタウンにあるニューケニアロッジという日本人宿へ。
Wi-fiが強い。少し休憩してからみんなで丸亀製麺が出店している照り焼きチキンの店へ向かう。
ダウンタウンからタウンに抜けるとヒルトンホテルが見えて急に雰囲気が都会になる。
提灯が飾ってあったり所々日本風。僕は焼肉ご飯を頼む。
肉を鉄板で焼くのだが、醤油を使ってるので懐かしい香りがする。
ちょっと少し高かったが幸せだった。
一回宿に戻ってから昼過ぎにスポーツバーへ。ラグビーW杯南アフリカ戦。
異国で、日本人同士でスポーツ観戦するの新鮮で楽しい。
結果的には負けてしまったが、最後まで諦めないメンバーや、応援してるファンの様子とかが映り、胸が熱くなった。
帰ってからはみんなおもいおもいにネットサーフィンに勤しむ。
夕方ごろ、りょうた君とちかちゃんとで町歩き。大きめのスーパーマーケットへ。
エチオピアにはあまり大型スーパーがなかったこともあり、テンションが上がる。英書がいたるところに置かれているのも印象的。
カツラのアフロを観て、アフリカのどこかでアフロにしようと決心。
フィッシュ&チップスの店でポテトを買って帰宅。
80円のお手頃価格。
【10/21】
9時からアフリカ2番目の規模を誇るキベラスラムへ。
ガイドの引率の元、公共バスに乗って向かう。40分ほどで到着。
着いた場所はスラムの中でも比較的富裕層が多い地域でまだ全然スラム感はない。エチオピアの小さい町みたい。
奥に進んでいくと徐々にスラムっぽさが。
ゴミが多くなり匂いもきつくなってくる。
しょうた君はあまりの匂いにえづいてた。
ガイドのジョーダン(仮)がとても丁寧に説明してくれたおかげで色んなことを知ることができた。ジムもあった。
観るだけに終始するのではなくて、なにか自分で行動しないとなという気持ちになったので、どこかのタイミングで一度学びをまとめようと思う。(書いた記事はこちら)
昼ごはん。豆を主食とするご飯が増えた。
宿へ戻り、ちょっと休憩してからみんなで大型ショッピングモールへ。
モールまでの道のりは閑静なエリアを通り、治安も良さそう。
30分ほどで到着。
おそらく東アフリカ最大のショッピングモールで、日本と変わらないようなクオリティ。
外国の人も多くてインド人の多さが目立った。気になって後で調べてみると、イギリス帝国時代に労働者として連れてこられた過去がありインド人が多いんだそう。
自由行動に。特に主な目的もなく、どうせなら全部見尽くしたいという意見が一致し、りょうた君と一緒に回る。
食料品売り場の入り口に醤油が置いてあったが、売ってる雰囲気でもないので、店員さんに聞いてみるといただけた。綺麗なショッピングモールだが適当さはアフリカっぽい。
アフリカのキングサイズのコンドーム。パワーワード。
りょうた君と相談し、即決で購入。店員さんに怪訝な目で見られた。
外にあった屋台エリア。インド物産展的なのをやっており、店の人のほとんどがインド人。試食なども自由にさせてくれたので楽しい。
かき氷。海外の熱いエリアだとかき氷流行るだろうなぁと思う。
バスを使って宿に戻る。
ちかちゃんがももクロの音楽を流し始めたので一緒に踊る。
1年以上ライブに行ってないせいで全く体が動かない。
宿のオーナーも一緒に踊ってて可愛かった。
夜にキングサイズと標準サイズのコンドーム比較会。
男子高校生の修学旅行みたいで、馬鹿馬鹿しくて楽しい。
【10/22】
朝起きるとかゆみが。体全身南京虫にやられていた模様。
南京虫はアフリカやインドなどでよく発生する虫で、噛まれると数週間痒みが取れないという悪魔のような虫。
蚊に噛まれた際の比ではない痒みが襲い続ける。
痒さに耐えていると、 ハイエースが宿の前に到着。
待望のサファリへ向かう。
道中は暇なのでワードウルフで盛り上がった。
14時過ぎにキャンプ場近くへ到着。
宿はテントサイトで、綺麗。欧米人も多かった。
宿のレセプション近くでボール蹴ってると、宿のスタッフも参加。遅れて他のスタッフ入ってきて参加。ゆるくていいなぁと思う。
2on2をしたが日本チームは敗北。
4時過ぎにサファリへ。
国立公園のゲートをくぐり少しすると早速ヌーが。
テンション上がり思わず叫んでしまった。
シマウマやインパラ、新しい動物を見つけるためにみんな声を出して盛り上がる。
広大な自然の中にいる生の大型動物たち。想像以上に迫力があり、終始楽しかった。
夕方だけだったので2時間ほどでサファリは終了。
宿はビュッフェ形式で大量のご飯。
ビールを飲んで海外サッカーを見ながらワードウルフ。
【10/23】
5時半起き。ご飯を食べて国立公園へ。
朝明けが非常に綺麗で忘れられない。
2日目だったものの、全く飽きることなくずっと楽しめた。
衝撃的だったのがライオンの交尾シーン。
みこすり半でフィニッシュし、二人揃って寝てしまう。
数分後に復活し、また眠りにつく。
ライオンの威厳が今日で失われてしまった。
また、ドライバーが超人的な能力を持っており、僕らが絶対肉眼で見えないような距離にいるチーターを見つけ出して移動したり、逆に目の前を移動してたフンコロガシを見つけて止まったり。
遠距離近距離問わず、とにかく目がいい。マサイの血が入っているのかなとも思う。
昼前、ヒョウが現れたとの情報が入り駆けつける。ヒョウやサイは滅多に見ることができないので、皆集まりだし、大量の車が。
少しの間止まっていたが、しばらくするヒョウが歩き出す。
川を挟んで両方から車が張っている。
ヒョウは川岸を歩いているが、どの方向に向かうのか、ドライバー同士の駆け引きも見応えがあった。
昼は外に出て敷物を敷いてサンドイッチを食べる。ピクニック気分。
ピクニック気分ではあるが、近くを象が歩いてるのが不思議な気分。
宿に戻り、昨日と同様にワードウルフで盛り上がる。
数日間の旅の中で、少しずつ皆レベルが上がってきている。
夜は部屋にて、皆で24時過ぎまでくだらない話で盛り上がって就寝。
【10/24】
朝、マサイ族の村へ訪問することに。
調べたところによるとビジネス色が強いとのことだったが、ガイドから始めにお金を払う必要ないし気楽に楽しんでほしいと伝えられて安心する。
はじめにマサイジャンプを見た。
思ったより飛んではいない。笑
おじいちゃんは流石にしんどそうだった。
マサイジャンプの高さによって妻を選べる権利が与えられるんだそう。
また、それぞれ異なるブランケットをきており、同じブランケットは同じ家族を表しているらしい。
マサイジャンプを見た後は伝統的な火起こしを見せてもらい、そのあとに6人3組に分かれて家の中を訪問。家の中は火があって暖かかった。
成人になるためにライオンを狩る習わしがあるらしく、
20人で一匹狩るらしい。
またソーラーパネルで電気通しており、意外にも現代的。
最後にお土産を見てマサイ族の村は終了。
お土産ではないが、ダチョウの卵が置いてあり、
交渉して購入させてもらった。
車の窓からお土産を売ってくるマサイ族女性。笑顔が少し怖い。
車にてナイロビまで戻る。
ナイロビの渋滞を通り抜け15時頃に到着。
17時ごろみんなで買ったダチョウの卵を開けてみることに。
何が入っているのかドキドキだったが、結果空洞で、端に卵が固形化して固まっていた。
魚の腐ったような匂いで、とてもじゃないが食べられたものではない。
夜は元々行こうと話していた日本人が経営する居酒屋へ。
ウーバーに乗っていく。道中は屋敷のような家が連なっている。
高級住宅街エリアらしく、レストランに入る直前にセキュリティチェックがあった。
中に入ると完全に居酒屋。
座敷があり、スーツを着た日本の駐在員同士がビール片手に会話している。
現地の店員さんも「いらっしゃい」と挨拶。日本に帰ってきたような気持ちになる。
メニューはかなり豊富。
浅漬けのきゅうりとビールで乾杯。あまりの懐かしさに、サファリで動物を見つけた時ぐらいの声量の声が出た。
余った2つの揚げ出し豆腐のうちの1つをりょうま君が食べるとみんなから大バッシング。残りの揚げ出し豆腐争奪のため、本気でじゃんけん。
とにかく日本食が美味しい。
浅漬けの汁を皆で回し飲み。
冷静になって考えると、奇行のような行動をとっていた。
ケニアの中ではかなり高いご飯屋さんではあったが、お酒で感覚が鈍ったのと、純粋に美味しすぎて我慢したくなかったこともあり、全く節約を気にせずに散財。数時間だが日本に帰ってきたような気持ちになった。
【10/25】
しょうた君がタンザニアに向かうとのことで、早朝に見送る。
その後爆睡。
昼過ぎになってインスタントラーメンを二袋開けて食べ、たいすけ君がイヤホンとテント買いに行くとのことでついていく。いくつか探したけどテントは結局見つからなかったので帰宅。
その後はずっとダラダラ。
ケニアについてからずっと動き回っていたので今日ぐらい休みたい。
夜、近くのスーパーマーケットへ買い出しに行くと、レジの女性に連絡先を聞かれた。店員さんに対して声をかけるのはよく聞く話だが(聞いたことはない)、逆パターンもあるのかと驚く。
アフリカに来て声をかけられることが増え、人生3度あるというモテ期モードに入っているのかもしれない。
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