感じること

空を見上げると、雲がスーッと流れていた
空を見上げたのはいつぶりだろうか
この1年くらい、余裕がなくて空なんか見てなかったな

雲がスーッと流れる
この「スーッと」というのは僕の感性
人によっては、「サーっと」かもしれないし
「ゆっくり流れてるなぁ」かもしれない

何かを感じる時、体は対象となるものや現象から無意識に色や匂い、リズムなどあらゆることを感じ取っている
そして、僕というフィルターを通して外に押し出される

声、言葉、音、絵、、様々な方法で
(僕の場合は絵はないけれど)

僕の中にあるテンポ、リズム、抑揚で外に押し出される

元々持っているものもあるだろうけど、ほとんどはこれまでの人生で見聞きしたチリみたい体験の積み重ね

そこには僕らしさがあって
何も考えなくても自然に現れる何もごちゃごちゃ考えなくても自然でいい

雲がスーッと流れていた
たまにはそんな日もいいじゃないですか


そんなこと書いてたら、大好きな歌の一節が浮かぶ

「見てきたものの全てで、僕とこの街はできてる」

谷口マルタさんのバンド
無辺のデデの「ロストハイウェイ」

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