HOW TO嫁と行く初めての海外旅行③〜LA空港脱出編~

29歳会社員、海外経験0の僕が嫁と新婚旅行でアメリカに行った旅行記です。僕は、お腹が弱く貧弱で、英語が話せません。そんな人の参考になればと思い、恥ずかしい旅行記ですがHOWTO方式で書いておきます。
今は、コロナで旅行のどころではありませんが、コロナが終わったあと、海外経験のない貧弱な方の参考になればと思います。

■HOW TO  LA〜サンタモニカ バスの乗り方 

楽しい入国審査がおわり、宿のとってあるサンタモニカへ向かおうと、とりあえず空港の外へ。飛行機がついたのは昼の1時くらいだったが、入国審査などで、外に出れたのは2時くらいだったと思う。初めてのアメリカの外気は太陽と排気ガス。暑く臭い。空港の前は、でっかい車がたくさん走っていた。「すごい!車社会だ!」と初めてのアメリカに浮き足立って、よくわからない興奮をしてしまった。

サンタモニカまでバスで行こうとするが、バス停が見つからない。空港内の案内所へ戻って、嫁がいろいろ聞いてくれた。もちろん、僕は何言ってるか全然わからなかった。嫁、かっこいい!と思った。しかし、嫁についていくこと、30分。バス停は見つからなかった。嫁は、英語はわかるが、地図を読む力が絶望的になかった。あとあと話を聞いてみると、嫁はどこにいても、自分の向いてる方向がとりあえず「北」だと思っていた。おまえは、磁石か。

バスは断念して、タクシーで向かうことに。

■HOW TO  LA〜サンタモニカ タクシーの乗り方 

タクシー乗り場は空港でてすぐのところには、そこら中にある。タクシー乗り場に案内のお兄さんがいて、ジェスチャーの指示通りにしておけば、なんとかなる。荷物もお兄さんがタクシーの荷台に乗っけてくれるので、黙って、タクシーに乗るだけ。楽チンだ。

タクシーの運転手は白髪のいかつい白人のおじいちゃんだった。
嫁は英語でなごやかにHiと挨拶しながら、行き先の住所を伝えたが、おじいちゃんは無愛想だった。ずっと、眉間に皺がよっていた。車内もシートが剥げていたりと汚い。まず、おじいちゃんはシートベルトしていなかった。
おじいちゃんは一般道を猛スピードで飛ばしはじめた。不安だった。100マイルと表示されていた。
「大谷翔平の球が速い!」というニュースでよく見る数字だったから160キロくらいなんだとわかり、余計に不安になった。
おじいちゃんは、途中、市街地で割り込んできた車に大声でFuckをおりまぜつつ罵声をあびせたり、警察が来た瞬間にシートベルトをしたりしながら、なんとか、目的のホテルについた。ぼくは、すこし車酔いしていた。アメリカの車社会はめちゃめちゃワイルドだった。

「なんて、おじいちゃんなんだ!」と思ったが、嫁に「今はアメリカはUberで個人タクシーが多いから、あのおじいちゃん達も大変なんだって」と聞いて、黙って酸っぱい唾をのんだ。

■HOW TO ポイント:バスに乗るのはめちゃめちゃ難しいです。日本ですらバスの路線はわかりづらいのに、海外でなんてなおさらです。海外でバスに乗れる人は本当にすごい人です。誇りに思ってください。 

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