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歯間ブラシをして血が出る理由

今日もお疲れ様です!

オクチノニオイ歯科衛生士、柳澤弘子です^ - ^

先日、初めて担当した患者さんとのお話です。

カルテを見ると2か月ぶりの来院で、定期的に受診されている方です。

来院して開口一番に・・・

「いつも歯間ブラシをするように言われますけど、この2か月の間に4回だけしました。する度に血が出るから怖くて止めています。職場の人に歯間ブラシで出血する話をしたら『ツッコミ過ぎよ』と言われました。」

との事です。

私からすると逆にツッコミどころが満載です( ´艸`)

口腔内を診ると、予想通り歯と歯茎の境目には歯垢(プラーク)がびっちりとついていて、歯茎の炎症が見受けられます。

なぜそうなったのか?

毎日、出血が起きる歯と歯茎の境目に歯ブラシが届いていないからです。

歯と歯の間にも歯垢(プラーク)がびっちりとついています。

歯間ブラシができていなかったから、そこに歯垢(プラーク)が残り炎症に繋がって出血してきてしまうのです。

通して血が出て怖い!!と思って通すのを止めるから、永遠に炎症が引いてくれないのです。

たった4回だけ・・・しかもたまにでは引きません。

職場の方・・・ツッコミ過ぎ??間違った情報です!!

皆さんに正しい情報を知って欲しいからこのnoteを書いています!!

一回通しただけでは引かないから、連続して3日以上朝と夜必ず通して行くと、だんだん炎症が引いて行って、出血が引いて来るのです。

その山を越えないとね。

歯と歯茎の境目を丁寧に磨く事もお伝えしたら・・・

その相談した職場の方々の歯磨きの様子は

「とっても雑なんですよー」

と…😅

雑だと感じる方からのアドバイスを受け取られていたのですね。

間違ったアドバイスを受けて間違った方向に行っていたので、修正出来て良かったです。

歯科衛生士側も歯間ブラシをかなり推す方が多いのですが(20代の頃の私もだし、今の職場でも良く聞こえてきます💧)歯ブラシで改善できる所もまだまだ一般の方には多いと思います。歯科衛生士さん!歯頚部のわずかに残るプラークにも目を向けて欲しいなぁ。






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