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英国の金融緩和

 BOEは予想通り政策金利を0.25%引き下げて0.25%とした。2009年以来7年ぶりで過去最低となった。

 国債買い入れを3750億ポンドから4350億ポンドに拡大。8日から6ヶ月にわたり買い入れを行う。3~7年、7~15年、15年以上を均等に購入、8~10月の間は各年限に11.7億ポンドの予定。

 国債に加え投資適格の社債を100億ポンド買い入れる。18ヶ月かけて英国経済に多大な貢献をしている企業の債券を買い入れる。最大1000億ポンドの銀行向け資金供給スキームを導入する。

 予想を上回る金融緩和を受けてポンドドルは1.31付近、ポンド円は132.55付近まで下落しポンドは全面安となった。

 ただポンドもショートポジションがたまっており、このショートが解消するまではしばらく1.3~1.35、128~138円のレンジで推移するものと思われる。

(YEN蔵)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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