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看護師の転職でおすすめのタイミングとは

こんにちは、あゆみです。
今回は、看護師の転職についておすすめな時期について私の体験談も含めてお話ししていきたいと思います。

最初に結論からお話すると、看護師の転職でおすすめなタイミングは「冬から春先」と「夏から秋」がベストです。


看護師はキャリアアップや資格を活用した就職先の多さから転職しやすい職種と言えるでしょう。そのため、どのタイミングで転職すべきか悩む方も多いと思います。

転職活動をする際に注意すべきことは、1年間いつでも良いという訳ではありません。タイミングが悪ければ、求人数も少なく、限られた転職先から選択することになります。

しっかりタイミングの良い時期であれば、求人数も多く、待遇の良い求人見つかり、転職に成功するでしょう。

自分にとって良い転職をするためには、転職する時期を知って活動することが重要です。

さらに詳しく最適な転職時期についてお話ししていきます。

転職のタイミング (5)


看護師転職の時期は「冬から春先」と「夏から秋」がベストな理由

看護師の転職でおすすめなタイミングは「冬から春先」と「夏から秋」がベストです。
その理由は、1年で最も求人数が増えるため、自分自身が希望するより良い転職先を見つけることができるからです。

「冬から春先」とは、1月から3月頃のことを言います。この時期に求人数が増えるのは、年末や翌年の3月で退職する看護師が多いため、人員を増やす傾向があるのです。

そのため、病院ではスタッフが減少することを見越しているので1年でもっとも求人が多くでるのです。
4月から働き始めたい人は、この時期に転職活動を行うと良いでしょう。

「夏から秋」とは、8月から10月頃のことを言います。1月から3月頃の求人が増加しますが、次に求人が増えやすく、転職活動を行うにはおすすめです。
求人が増える理由としては、7月のボーナスをもらって退職をする人が多いためです。また、年末にかけて退職するスタッフも増えるため、この時期から病院としては、人員を増やす傾向があります。

そのため、「1月から3月頃」と「8月から10月頃」の時期が転職活動を行う上でベストなタイミングなのです。

月ごとの看護業界の採用状況

1年間を通して、求人数の動きや転職におすすめな月についてみてみましょう。時期によっては、病院内では、忙しい時期や職員が満たされており求人が減少する時期があります。また、求人が増えていく時期もあるため採用状況を把握しておくことが大切です。

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転職活動のタイミングは「入職希望の4カ月前からスタート」が吉

転職のタイミング (3)

転職活動を開始するタイミングは入職する月から4ヶ月前には開始するのがおすすめです。自分自身がどのタイミングで入職したいのかを考えて、その時期の4ヶ月前から活動を行うのです。余裕を持って転職活動を行うことができます。

例えば、4月入職を考えている場合は、12月頃から転職先について調べ始めると良いです。
気になる職場をWEBで検索するか、エージェントに登録しましょう。

どのような職場がいいのか、福利厚生や立地の良い転職先へ行きたいなど自分自身の中で希望を明確にしておくと探しやすくなります。

1月以降から求人が増加するので、1月から本格的に就職活動を開始できるように準備をしておくとスムーズに転職を探すことができます。

また、4月からではなく中途採用を希望されている方は、9月から11月に退職者が増えることで求人数が増えます。そのため、6月ことから転職活動の準備を始めと良いでしょう。求人の多くなる9月から求人を探し始め、11月までも再就職を目指して活動すると、転職しやすくおすすめです。

おすすめしない時期に転職してしまった私の体験談

転職のタイミング

ここまで転職をするタイミングの大切さについてお話してきましたが、実際私は転職活動にとても苦労した経験があります。

私は3月頃から転職先を探し始めて、5月末頃には就職しました。そのため、お話していたように、最もおすすめしない時期に転職したのです。

私の場合は転職エージェントへ依頼して求人を探してもらいました。その時に自分が希望する点を伝えると8箇所程度の自身の希望に近い職場を提示されました。

そこから3箇所面接を行い、転職先を選美、5月に就職しました。実際におすすめしない時期に転職して感じた苦労したことが3つありました。


・自分自身が希望している部署への配属は難しい
・同期入社が少ない
・職場が忙しそうだなという印象


・自分自身が希望している部署への配属は難しい
それは、4月に新入職員が入職しているため、人員が不足している部署へ行くことを勧められる傾向があると思います。私は、循環器で働いていた経験があり、希望を出しましたが、人員が充実していることから全く経験したことのない部署へ配属になりました。自分の希望が通らなかったです。
希望通りの部署に配属したい方はあまりおすすめしません。


・同期入社が少ない
入職する人がとても少ないということが言えます。病院自体で6人程度でした。私は病棟へ派遣されたのですが、1人でした。同期入社がしたいという方は不向きだと思います。4月は複数人で働き始めることができるので心強いかもしれませんね。

・職場が忙しそうだなという印象
新人教育も始まっている時期でした。そのため、部署にもよりますが、中途採用者まで教育があまり行き届かない可能性があります。

私が配属したときは、同僚はみんな経験年数を重ねている人たちでした。私が配属された先は、中途採用を受け入れることがほとんどない部署だったので、中途採用者を教育する体制があまり整っていなかった印象でした。私は10年の経験があったので、ある程度すぐに順応して働くことがことができました。

そのため、経験の浅い人は、新人とともに教育を受けられたり、自分が働きやすい部署を選びやすい4月がおすすめと言えるでしょう。


転職のタイミングを慎重に選びましょう

転職のタイミング (1)

転職するタイミングを良い時期に行えば自分の希望にあった働きやすい職場への転職も可能です。

逆に求人が少ない時期に転職すると、希望の部署へ行けなかったり、新人教育が優先されるため中途採用者への説明や教育が不十分な場合もあります。


経験年数が浅い転職者の場合は、「冬から春先」にかけての転職がおすすめです。同期入社が多く、職場の溶け込みやすさがあります。教育を受けられるという面があります。

経験年数の多い転職者の場合は、退職者が増えるタイミングの「夏から秋」にかけてが転職しやすいでしょう。経験年数があり、即戦力になる看護師が優遇されやすいです。新人教育も落ち着いてくるためスタッフにも余裕が生まれるので、中途採用でもしっかり対応してもらえることが考えられます。

このように、転職するタイミング一つで、転職先での働きやすさが変わってきます。せっかく転職するなら、自分の希望が通りやすく、働きやすい時期に合わせて就職活動をすることがおすすめします。

転職の際にこの記事が役立っていただくと幸いです。


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