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カリフォルニアにも楽しい場所はたくさんありました。本当です。

こんにちは。GWはいかがお過ごしでしょうか。
さて、先日書いた記事が(私にしては)結構な数のスキをもらいまして。

これって、意外と私みたいな経験をしている人って多いってことなのかな、と感じました。意気込んで留学してみたものの、地味でつまらない日々を送っていたり、これなら行かなきゃよかったかも…なんて思ってる人、実は結構な数いるんじゃないかな。
【留学=キラキラ】【留学=人生めっちゃ変わる!】みたいなイメージばかりが先行してるがゆえ、なんか恥ずかしくて誰にも言えないけど…って感じかもしれないですね。

でも、せっかく行ったんだし、あんまりネガティブなことばかり書いてもアレなので、今日は留学中に行ってよかったおすすめスポットを挙げていこうと思います。

少しでも、アメリカ旅行や留学を控えている人の参考になればと思います!

ちなみに、ビーチは5カ所くらい行きました。お金もかからないしキレイでいいのですが、日常的に行きすぎるとさすがに飽きます…。
ビーチは日本にもあるし特段珍しいものでもないので、今回は割愛します!

グランドキャニオン・アンテロープキャニオン・ホースシューベンド

目的:巨岩、渓谷、浸食地形の絶景を見る
手段:ラスベガスからのワンデーツアー
費用:前泊費などもろもろ込みで12万円くらい
ツアー会社:https://www.getyourguide.com/

車がない場合はラスベガス出発のツアーで行くのが一番ラクだと思います。私たちが利用したツアーは比較的リーズナブル、1日で3ヵ所回れる、帰りにルート66(アリゾナ州)に立ち寄れる、ということで文句なしでした。
カリフォルニアからだと前泊は必須ですが、飛行機はLCC使えばいいし、ラスベガスは観光客も多いので安いホテルがいくつもあります。ちなみにこちらが私たちが泊まったホテル。リーズナブルですが、まあ可もなく不可もなく…。

ホースシューベンド。朝が早すぎて、日影が映ってしまっているのだけが心残り。
アンテロープキャニオン
アンテロープキャニオン
グランドキャニオン。写真だといまいちすごさが伝わらない…。
グランドキャニオン

全体的な感想:もう、美しすぎます。大絶景。最高でした。【留学はつまらんかったけど、決して渡米そのものはムダではなかった】という気持ちでなんとか落ち着いていられるのも、ひとつはここに行けたからだと思ってます。
ただ、強行ツアーなので結構疲れます。朝も早いし、かなり歩くし、バスでの移動時間もかなり長いので体力勝負なところは否めません。余計な気疲れを防ぐためにも、可能であれば、気心の知れた友人・恋人・家族と来るか、なんならひとりでもいいくらいです。まあ、でもこれだけの絶景なら、せっかくなら誰かと感動を分かち合ったほうがいいかもしれないけど…。

ルート66(カリフォルニア部分)

目的:シカゴ~サンタモニカ間を走る旧国道
手段:プライベートツアー
費用:250ドル
ツアーガイド:ルート66関連のウェブサイトの運営者である日本人女性の方にお願いしました。ここにサイトのURLをガッツリ載せていいか分からなかったので(そりゃいいんだろうけど)、興味のある方はコメントください。
サイトを見ると、ルート66(カリフォルニア周辺)のツアーも手がけているというので問い合わせフォームから直接連絡を取ってみた、という経緯。日本人女性だったし、サイトもちゃんとしているし、値段もリーズナブルに抑えていただいたので安心して頼みました。
日にち、時間、行きたい場所、ピックアップポイントまでほぼすべてカスタマイズできるところがめちゃくちゃよかったです。

ひろい!
有名なRoy's cafe & Motel。
マクドナルド第1号店(マクドナルド博物館)の壁画とオブジェ。
バグダットカフェ

全体的な感想:ルート66に行く、というのは私のバケットリストに長年入り続けていたものでした。実際にこの目でいくつかのアイコニックスポットを見て、ついに来れた、やっと見れた~と感動したのを覚えています。ルート66のなにがそんなに好きなのか、口ではうまく説明できないんですよね。理論的にどうこう、というよりも本能的なものに近いのだと思います。広大な土地と空の色のコントラストとか、ノスタルジックな雰囲気とか…。とにかく、すべてが美しいんですよね。
今回は時間の都合上カリフォルニア周辺だけだったのですが、絶対に他の州のルート66もまわりたい!!
これは私の生きる(働いて稼ぐ)原動力のひとつになっています。

Getty Center(ゲティセンター)

目的:美術館、展望台
手段:友人の車、ただし入館は要予約
費用:入館料は無料、ただし駐車場代が20ドル

左側がGetty Center、右側に庭園。
この庭園だけでも一見の価値あり。
展望台からの眺め。LA中心街が一望できます。

全体的な感想:ここは好きすぎて滞米中2回行きました。ある石油王が集めた美術品が数多く展示されている広大な美術館で、いくつものパビリオンに分かれています。山の上にあるので展望台からの景色がとにかく絶景、カフェやレストラン、ショップも充実していて、さらに庭園もとっても美しいので、アートに興味のない方でもじゅうぶん楽しめること請け合いです。
観光客が多いからなのかカリフォルニアだからなのか、レストランにはいろいろな国の料理があって、しばらく迷ってしまうほどです。私は1回目はアメリカンバーガー、2回目はベトナムのフォーを頼んだ記憶があります!
めっちゃ広いので、人の多さがそれほど気にならないのもいいですね。
書いてるうちにまた行きたくなってきました…。

Academy Museum of Motion Pictures(アカデミー映画博物館)

目的:アカデミー賞にまつわる博物館
手段:友人の車、ただし要予約
費用:入館25ドル、別途駐車場代(忘れた)

こういうの、載せていいんだっけ?
写真撮影可だったので、いい気はするんだけど…著作権に詳しい方いたら教えてください。
ゴッドファーザーの衣装。
ゴッドファーザーのセット。
歴代アカデミー賞授賞式の様子。

全体的な感想:アカデミー賞の歴史をたどる博物館。有名映画やアカデミー賞授賞式に関わる展示品が所狭しと飾られ、何時間でも見ていられます。私が行ったときはゴッドファーザーの特別展示室がありました(常設なのかな?)
私は職業柄、映画にめちゃくちゃ詳しいと思われがちなのですが、まったくそんなことはなく、ホント人並みといったところ。一番好きな映画監督がビリー・ワイルダーという点だけちょっと玄人っぽい(??)ですが…。どちらかというとドラマやドキュメンタリーばかり見ているのですが、それでもこの博物館はめちゃくちゃテンション上がりました。おすすめです。

ビバリーヒルズ

目的:街ブラ、ディナーなどで数回訪問
手段:Uberもしくは友人の車
費用:街ブラならタダ、ディナーの場合は最低でも80~100ドル前後は覚悟…。

お気に入りのお店はこちら。のちに、このお店のすぐ近くにあるレストランがメーガン妃のお気に入りと知って、ミーハーな私はなぜか勝手にテンション爆上がり。
このお店のマルゲリータ、食べた瞬間に叫びそうになるほどおいしかったです。私が超庶民だからということを差し引いても、誰しもが軽く叫んでもおかしくないくらいおいしいお店だと思います。

それから、このお店のすぐ近くにあるErewhonという超高級スーパーもおもしろかったです。見てる分には、ですよ。
めっちゃくちゃ高い。円安だということを差し引いてもべらぼうに高いです。成城石井とかカルディの比じゃないです(私はどっちも大好きですよ!)
私は帰国するにあたり、ホストファミリーに渡すお礼をここで買いましたが、こんなところで日常的に食料品とか買えるのって本当にセレブくらいじゃないかと思いますね…。

ビバリーヒルズのヤシの木の美しさは全米1とも言われているそうです。
公園もあります。

全体的な感想:前の記事でロサンゼルスはあまり合わなかったと書きましたが、そんな中でもビバリーヒルズの雰囲気だけはわりと好きでした。とはいえ、ここに住んだり、日常的な遊び場にしようと思ったらお金がいくらあっても足りない…。
いつか、がんばってお金をためてもう一回(豪遊しに)行きたいです!

番外編:ニューヨークとサンフランシスコ

ニューヨークは親友と一緒、サンフランシスコは一人旅でどちらも数日間の滞在でした。行くところ行くところすべてが最高だったので、詳細はぜひこちらをご覧ください。

まとめ

こうしてあらためて楽しかった場所を列挙してみると、留学生活も決して悪くなかったよね、とは思います。
でもまあ、これくらいのことなら仕事辞めずに旅行で来ればもっとよかったのでは…って話だけども…。

学校やホームステイなどの生活環境はつらいことが多かったので、全体的にはやっぱり消化不良な留学生活でした。
ですが、幸いなことに危険な目にも合わず、嫌な人にも出会わず、差別すらされず(カリフォルニアのアジア人が多い地域だから…)、ずっと安全が確保されていたこともあって、依然としてアメリカが好きでいられていることには心底ほっとしています。
10年以上前からずっとアメリカが大好きで、いつかは留学に行ってみたい、住んでみたい、ノースカロライナにも再訪したいと思い続けてきたので、この留学でアメリカそのものが大嫌いになってしまってはなんか目も当てられない…。

次こそは、来てよかったと心から思える渡米にしたい。
そのためには今なにができるかな。

いろいろと考えることは尽きませんね。
なんだかよくわからないまとめになりましたが、また書きます!
今日もお読みいただきありがとうございました。