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「愛のCPAP!(シーパップ)」

今回は少し妄想色が強い作品となっています。
できれば深夜寝れないときに読んでいただけると幸いです。

韓国ドラマ「愛の不時着」で主演をされていた俳優の「ソン・イェジン」さんと「ヒョンビン」さんが結婚されたようですね。おめでとうございます。作中でも仲睦まじく、迫真に迫る演技でした。

私はこれを見るまで韓国ドラマを侮っていましたが、このドラマを見てからすっかり韓国ドラマのファンになりました。その後「トッケビ」「賢い医師生活」、「海街チャチャチャ」などどっぷり沼に浸かっており、もう何時間費やしたが覚えていません。

しかし韓国ドラマといえば、やっぱり「前世」とか「実は二人は以前会っていた」、「実は以前命を救われたことがあった」などの因果律の深さです。因果律を支配する神様が登場人物の姿を借りて現れることすらあります。
業の深さは手塚治虫の「火の鳥」を彷彿させるものがあります。

それにしてもこのドラマのタイトルである「愛の不時着」という言葉を考えた人は本当に天才じゃないかと思います。韓国語でも全く同じ意味のタイトルのようです。

最初聞いた時は
「こんな日本語あったっけ?」
と思いましたが、物語が進むにつれ
「なんかこのタイトルいいんじゃね」
と思うようになり、最後の方になると

「もはやこのタイトルしかない!!」

と考えるようになります。

そこで私も、「愛の不時着」のように、「愛の」と何かしらの産婦人科用語を組み合わせてなにか面白いタイトルが作れないかと考えてみることにしました。

「愛の内診台」

うーむ…。何か色々なところから苦情がきそうですね。

産婦人科の用語はちょっと直接的すぎて、どうも使えないものばかりです。できれば「ソン・イェジン」さんが出てくるような、素朴で清楚なイメージがよいのです。

愛の帝王切開」はどうかしら?

いやいや、それはちょっと壮大すぎます。
そもそも「愛」に「戦争」やら「革命」のような単語をつなげると、壮大すぎてなんかしらけてしまいます。しかも「帝王切開」なんてなんかありきたりです。同じ理由で「愛の心臓マッサージ」や「愛の気管内挿管」もダメです。

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