OKRで得られる4つのメリット
本記事はOKRのメリットを3分ぐらいで掴んで頂くための簡易版となります。OKRの概要を知りたい方はこちらから。より詳しく知りたい方はこちらから。
OKRのメリットは大きく4つあります。①大胆なゴールに挑戦し、成果を最大化出来る。 ②重要な目標に意識と経営資源を集中出来る ③メンバーを動機付けしやすい。 ④頻繁な動機付けと軌道修正が可能。 です。
①大胆なゴールに挑戦し、成果を最大化出来る。
OKRでは難易度の高い目標を設定することを目指します。高い目標を設定することで成果が最大化されることです。OKRでは難易度の⾼い⽬標を設定することを⽬指します。これにより、期間の最 後まで全⼒で取り組む状況が作り出されるため、成果が最⼤化されるわけです。
OKR導入企業であるgoogle やintelなどが成し遂げてきたように、世界的に大影響を与えるような壮大な目標でなかったとしても、新事業の立ち上げをやってみるとか、業界成長率が横ばいの中自社は10%売上増をするんだ、というのも十分大胆なゴールです。
②重要な目標に意識と経営資源を集中出来る
OKRでは目標(Objective)を重要なもの一つに限定します。そのため、分散しがちな経営資源を一つの目標に集約することが出来ます。スタートアップや中小企業、新事業に取り組む部署などを悩ませるのは人手や資金などの経営資源不足です。 OKRに組み入れられた「一番すべきことを決めて集中する」という仕掛けが、重要度の低い業務に対して中止か延期を迫ってくれます。捨てること・諦めることは勇気が要りますが、あれもこれもに手を出して中途半端になってしまうよりは、本当にするべきことに集中し、成果を出そうという仕組みがOKRなのです。
③メンバーを動機付けしやすい。
OKRは、目標が達成できたか測定するための指標(Key Results)を設定します。一つの目標に対して、3つほどのKRを設定し、達成状況の確認はKRで行います。そして、目標設定は3ヶ月に1回行われ、進捗管理と行動計画の作成は週に1回行われます。
これにより週単位での小さな環境変化にも対応出来るようになります。更に、週次で進捗を確認することでメンバーが動機づけられることになります。自身の成果が組織全体の目にさらされることとなるのでサボりづらくなりますし、メンバーから賞賛を受ける回数も多くなるからです。
定性的な目標が好きな人も・定量的な目標が好きな人も、自身の受け持ちの範囲を頑張りたい人も・チームで頑張りたい人も、計画に向けて淡々と進めたい人も・頑張ったことを褒めて欲しい人も、非常に様々な性格の人をモチベートするための仕組みが揃っている、それがOKRの考え方です。
④頻繁な軌道修正が可能。
OKRは原則3ヶ月程度のスパンで目標を設定します。これにより、目標が期中に陳腐化したとしても3ヶ月で済みます。これは、勝ちパターンの決まっていない事業立ち上げフェイズの組織や、事業環境変化が激しい市場で奮闘する企業には非常に有効な点となります。
OKRをもっと詳しく知りたい方は:OKR徹底導入徹底ガイド
OKRとMBOの違いを知りたい方は:OKRとMBO徹底比較
OKR導入によって得られる組織風土の変化を知りたい方は:OKRで起きる組織風土の変化 4選
さいごに
OKRについてもっと知りたいという方はこちら
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山本遼