朝活103日目*私のパートナーは、敵ではなくて最大級の味方でした。
仕事をしながら、子育てしながら、家事をしながら、「自分が輝く」何かをする気なんて起きなかった。
お母さんが笑顔だと、うんぬんかんぬん
お父さんが笑顔だとってのはないのかよ!
育児しながらの二度目の就職活動もあえなく撃沈。すぐに決まるとタカをくくっていたけれど、そうそううまくなんていかなかった。正社員になりたくて、正社員じゃなきゃダメだった。
でも、条件が合わない。
「みなし残業」という言葉が、乱立しているきがしてならない。
つまり残業ありきなんでしょ?
それでは、困るのだ。
誰が、子どもを見てくれるのか?
ちなみに我が家の事情。
親が近くにいない。
私の実家は、同じ県内にいるが自宅から車で1時間弱。電車で1時間30分。夫の実家は、県外。車で休みなく走らせて8時間って聞いたことがある。夫の両親は他界している。
私たち夫婦に兄弟はいるが、夫側は同じく県外、車で8時間。私には弟がいるが県外、小さな子どもがいる。つまり親兄弟は頼れない。
ご近所さんは、高齢の方ばかり。ママ友は・・・そもそもいない。なので、何があろうと夫婦でやっていくしかなかった。
しかし、当時の夫は、我関せず。
「関しろよ!お前の子だろ」という言葉をぶつけたものだった。
怒りをぶつけても、
「わからないのだから、仕方がない。だからやらないんだ!」という夫に嫌悪した。
「うちの職場には、お母さんしながら働いている人がいるんだよ」
「なんで就職できないの?」
これ、夫が放った言葉だ。今の夫にそれを言っても発言していないと言われてしまうので、心の奥底にしまっていた。けれどそう簡単に手放せなかったようで、ことあるごとに思い出す。シチュエーションも、いつ言われたのかも忘れてしまったけれど・・・。
条件が合わない。
条件があるんだ。
・残業ほぼない。
・土日祝休み。
・17時退勤希望だが、18時までOK。
この条件に合いさえすればいい。
希望職種も業種もない。とにかく正社員をさせてもらえるところをとアプローチしたけれど「不合格」
どうして、母親業をしながら仕事ができるのか。
どうして、誰かを頼れるのか。
どうして、家族は協力的なのか。
どうして、あの時、仕事をやめてしまったのか。
どうして、あの時、資格をとらなかったのか。
どうして、あの時、大学進学しなかったのか。
白紙に近い職務経歴書、履歴書の右半分。
それを見ながら、プツンと糸が切れてしまった。
仕事はその年の9月に辞めた。
日中、家族は職場に学校に出掛けていたため、部屋に一人だった。仕事を辞めて最初の数週間は「無」だった。わが子の習い事のスケジュール管理のみ行って、送迎を夫にお願いした。度重なるめまいで家事がまともにできず、これも夫に頼った。
夫は、ひとつひとつ丁寧にやってくれた。
できないところは、できないなりにスーパーのお惣菜を購入したり、お弁当を買ってきたりした。
夫の様子を見ていて、ようやく出てきた言葉。
「頼ってよかったんだ」
スーパーのお惣菜を買う時に、申し訳ないと思った。お弁当だった時は、悪い母親だと責めた。夫にお願い、そういえばしてなかった。
そして私はついに夫に
「就職活動がうまくいかない、正社員がない。もう少し時間が欲しい。」そんなことをポツリポツリ言った。
夫は、
「大丈夫だよ、ゆっくりでいいよ。一つだけアドバイスさせて。正社員に固執することもないんじゃない?」
こんなにも簡単だったんだ。
自分の気持ちをきちんと言葉にしていなかったから、こじらせてただけじゃん。夫が言葉足らずだったからじゃん。それをちゃんとした意図を聞けばよかったんじゃん。
そして夫のアドバイス通り、雇用形態の枠を正社員だけではなくて、契約社員、派遣社員などに広げてみた。
結果あっという間に、派遣社員として採用決定し、今の職業についている。人間関係も良好で、子育てに十分理解してもらっている。しかも働き始めてから「リモート推奨」を掲げた企業だ。
時間に余裕ができた。
興味のあることをはじめてみた。
朝活だ、その効果が抜群で夫との会話もまた増えた。
だから今、自分の将来の夢について、思う存分考えたい。明確な夢とは、叶えるためには、どうやって動く?何をする?
出来立ての夢は、家族と話し合おう。
最大級の味方だから、頼っていきたい。
この記事が参加している募集
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターの活動費として使用いたします。