見出し画像

朝活123日目*語彙力と文章力と理解力(読解力)とわたし。

「語彙力と文章力と理解力がつくほうが・・・」
なんのこっちゃかもしれません。こちら小学6年生の娘のオンライン英語の先生からのメッセージなんです。

英語の先生は、アメリカの大学を卒業され、そのままアメリカにて就職をされていた女性。それを生かして育児英語や学生英語を教えることを生業としているんです。

そんな彼女の考えは、英語だけではなくて母語を大事にすること。日本語力をつけるために絵本を推奨されています。

彼女との出会いは、娘がまだ赤ちゃんの頃。英語に触れさせなきゃというのが理由ではないんです。私が息抜きをしたかった、ただそれだけ。日中は娘と二人きり、ワンオペ状態だったこともあり育児うつになりかけていたかもしれません。いや、もうなっていたかもしれない。

大事になる前に、他人の目がほしかったんです。月2回だけでしたが、電車に乗っての移動は、大変だったけれど楽しかったです。

田舎特有の空気感にも助かりました。この空気感は、ゆったりと私たち親子を許容してくれるような感じでしたし、よく話しかけられていました。

娘もその雰囲気を心地よく感じたのでしょう。良く寝ていたのが印象的です。けれど、ときどき「ん?」と思うことがありました。しかし子どもってこんなもんだろう、ですませていました。

保育園に通うようになってから、保育園の先生などに「言葉が気になる」と言われていました。しかし言われてからややもしないうちにそれが、クリアしていくので問題視していませんでした。

彼女が、小学2年生になり冬休みになるころです。その年は、1学期が終わってから担任の先生が産休に入られました。2学期から授業補助をされていた先生が担任になりました。その担任の先生が、娘の様子からWISCという検査をすることを勧めてくれたのです。

のちに診断結果が「グレーゾーン」であると発覚します。ようやく最近になって認知されつつある「グレーゾーン」ですが、未だに理解されないことが多いようです。

現に私も理解が足りません。「なまけてるのでは?」「甘えすぎでは?」と娘に対して思うことがありますし、それで何度となく衝突しているんです。

娘の場合は、文章読解と理解、自身の気持ちを言葉にすることを苦手としています。

「語彙力と文章力と理解力がつくほうが・・・」という英語の先生からのメッセージで改めて考えてしまったんです。

彼女の語彙については、親目線だけで見るとかなり豊富に持ち合わせてるのではないかと見受けられます。現に会話が途切れません。ただ、正しく語彙を理解しているかというと、不安です。けれど、これは大人でもあり得ることだったりします。

文章力はというと、書くことについては問題がないと思われます。しかし読み取ることが困難なようです。また頭の中で瞬時に組み合わせることが難しいようで、自分の気持ちを表現することに難色をしめします。

語彙と文章の双方に関しての理解力、全体的に「ない」わけではないけれど、人並みではないようです。

英語の先生は、母語強化として絵本を推奨しています。読み聞かせはもちろんのこと、その先の方法もあるようです。どうやら、以前教えていただいたようなのですが・・・うろ覚えなため、うまくいってるのかどうか、わかりません。

ただ、昨日「11ぴきのねこ」シリーズを読んでいた時、おもむろに自分の感想「かわいそうだ」と言ってきました。そこを突っ込んでみると、「自分たちのものをもっていかれた。宇宙船には乗れないし、かわいそうだ」というのです。

彼女の発言に対して、もう少し質問すると「損してるから」とさらに補足の言葉が出てきました。それをワンフレーズにして、私が繰り返してみました。「11ぴきのねこが、自分たちのものを全部もっていかれるは、宇宙船に乗れないは、損してるから、かわいそうって思った」んだね?

「そう」彼女の目がキラッと光った気がしました。

こういうことか?
なんとなく一つの方法が出てきそうな予感がします。しかし、これだけではないでしょう。ああどうしたら、「語彙力と文章力と理解力、読解力」が、つくのかなあ?

朝からこんなことを考えるなんて、なんだか賢そうな一日になりそうです。

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターの活動費として使用いたします。