書活194日目*中学生グレーゾーンっ子の悩み、一般級か支援級か?
娘はグレーゾーンの中学一年生。
小学校では支援級でしたが、一般級へ進学にしました。これは娘と相談して決めたこと…だと思っていました。
まず、高校というものが一体なんなのか、それがわかっていませんでした。わかっているものと思っていましたが、よくよく話を聞いてみると想像がついていない様子。
話ぶりが大人顔負けで、理論的に物事を説明してくるのでわかっているものだと思っていたのです。
中学校がどういうところか、どんなふうに過ごすべきか、将来どんなふうに繋がっているのか。
それがわからない娘。
いや、そもそも私はわかっていたのでしょうか?もう30年も前の話です。将来どんな仕事について、どんな未来を描いていたのでしょう。
偉そうな事を言いましたが、きっとわかっていなかったのでしょう。わかっていないのにわかったふりをして、足がつりそうなくらい背伸びしていたはずです。
なので、わからない事をわからないとぶつける彼女に憤りを感じると同時に、我が子ながらすごいの一言が出てきます。
授業などで困っていることがないのか?そう尋ねた時にいろいろ言われました。
支援級に在籍することも視野に入れたいから、説明を聞いてくれとも言われました。
そうすれば普通高校の進学は諦めなければならないはず…そう説得する私。
彼女より「いやできるか出来ないか聞かないとわからないでしょ?聞いてみて!選択肢を増やすためには詳細を知らないとはじまらない。まず聞いて、そして決めるのは私。」
ここまでハッキリと言われて、ハッと気づいてしまいました。私は私の過去をまた彼女に託そうとしてるかもしれない…いや、彼女の何を私は見ていたのだろう。
そして私は何に恐れているのかがわからなくなってしまいました。娘がそうハッキリとした意見を言うのならば、親の私がすることといえば、娘の希望を叶えてやるくらいです。
今回のは無理なことではありません。
ただ、私が一報をいれて、彼女が参考にしたい事を聞くだけのこと。
二人三脚、凸凹親子。
背も心ももうとっくのとうに追い抜かれてました。