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3ヶ月半海外一人旅〜ベルギー編①

天気予報を見ると一日中雨なので移動に当てようかなと思う。フランクフルトの観光も、昨日爆裂に歩いたおかげで行きたいところには行けたので、もうベルギーに向かおうと判断。
この時点でメモに「ベルギーとルクセンブルクは早めに回って早くエストニアへ!」と書いてあった。この通りになったかどうかはお楽しみだ。

朝から散歩がてら少し離れたモールへ行き、スーパーで食料を調達。なんだか歩きスマホをするひとが少ない。傘とカッパの割合は半々くらいかも。
そして「ダンケシェーン」だと思っていたけど、どちらかといえば「ダンケシューン」なのか、と思う。

予約したのはFlix bus。ディレイでフランクフルトを12時前に出発。ブリュッセルに到着したのは18時過ぎ。6時間ちょっとかかった。
後ろから子供にめちゃ蹴られるけどもはやマッサージ感覚である。身体がバキバキかつ疲労しているので、2日目にしてマッサージ行きたすぎる。

オランダまで繋がるバス

バスのトイレは、全部のペーパーが便器に詰まっていて残りのペーパーがなくて大変なことになっていたけど、アフリカの長距離バスと比べたら時間的にも快適さ的にも楽勝だった。でも腰は痛いし時差ボケで夕方に眠い…そう考えると昨日めちゃめちゃな時間に歩いてて、そりゃ疲れてるし眠いわ。と思う。そしてバス、ゴキブリはいないけどハエはいる。

隣の背が高くて脚の長いイケメンにいちゃんが、狭くてうまく収まりきれてなくて大変そうだった。
少しして話しかけてきてくれて、勝手にローカル民のドイツ人かなと思っていたけれど、ニュージーランド人だった。彼が途中の駅で降りるまで少しお話した。長距離バスの乗車時間なんてめちゃめちゃに暇すぎるからな、話しかけてくれてありがとう…(バスにWi-Fiあるけど繋がらなかった)

私もこういうとき勇気を出して話しかけたいけど、共通言語がなかった場合の気まずさを考えるとつらい(そしてあなたの母語が話せなくてごめんとなる)のと、逆に向こうが英語ドクソネイティブで捲し立ててこられたらひいいいごめんなさいってなると思う。笑
でもやることに意義がありますね はい

彼はエンジニア(プログラマーだったかも。にしても違いがよくわからないすみません)で、ポーランドからドイツを旅しているそう。今回の旅の中で、初めての長距離夜行バスを経験したらしい。まあ安いからいいよねって。体力と気力があるうちはそうなんだよなあ、分かる。

日本にも行ったことがあり、博多はニュージーからのフライトが安いから行ったことあるよと言っていた。
次は博多・東京・北海道の小樽に行く予定だそう。
いつかインドにも行ってみたいけど、スリや詐欺や客引きがアグレッシブだってアメリカ人の友達からきいた、と言っていた。私はインドではたまたま良い人たちに出会ってデリーでもバラナシでもそれぞれと一緒に行動をしていたから客引きにも出会わなかったなあ。

彼には日本人の友達が2人いて、1人は一年間どこかに留学していたけど日本人アクセントがあるし、もう1人はハワイにいたから普通に喋れるけど、その2人よりも綺麗に喋ってるよ〜って言ってくれた。なんかネイティブに褒められることって基本ないから素直に嬉しくなる。(他言語学習者は学ぶ難しさを理解しているからか、また日本に行ったことがある人は英語を話す日本人が少ないと知っているからか褒めてくれる確率が高い)と同時に褒められてるようじゃまだまだだなあとも思う。

途中で晴れ間もあったけどもうバチバチに雨。目的の駅で降りる彼とバイバイし、しばらく走っているとバスから虹が見えた!まもなくしてブリュッセルに到着。とにかくくそ寒い、全然人がいない、道がめっちゃ広い。(おそらく観光地から少し離れたバス停のエリアだからで、ザ・観光地の特に夜は雨でも人だらけだった)

道が広い
都会だなあ

Wi-FiやSIMがない民にはやっぱりオフラインで使えるMaps meが助かる。寒い中ホステルまでしばらく歩いたが無事到着。好きなベッドを選んでいいスタイル。残念ながらトップしか空いておらず。

しかし、カンボジアのシェムリアップで500円以下のホステルに泊まったことを考えると10倍…14人ドミでも5,000円以上するのやっぱり中欧高い!しんどい!ムール貝やらワッフルやら、美味しいもの食べて見たいもの見たらすぐ東欧向かうんだから!とこのタイミングでは強く思っていた。

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