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『天国へ届け、この歌を』スマホ版

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#小説の書き方

短編小説『あの歌をもう一度』

「香田さん、ありがとう」 力を振り絞って声を出したつもりなのに、かすれてしまって弱々しく…

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短編小説『旅立ちの前に』

♬色あせる街並み  光りを失ってゆく街に  窓に灯りだす明かりは  私には眩しすぎる  涙で…

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短編小説『ひとりぼっちの観客』

香田さんは、食べ終わった食器を手早く片付けると、立てかけてあったギターを手に取ってベッド…

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短編小説『アダムとイブの食事の風景』

哲学者が本を読んでいるときの顔って、こんな顔なのだろうと思う。 オトーサンは、気難しい顔…

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短編小説『内なる悪を打ち消してくれるもの』

それにしても、香田さんの作った料理はおいしい。 お箸とお茶碗の重量感がいい。この重量感が…

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