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何処で暮らしていても、一番遠くには空が見える。

2021.6.21(月)

今朝の目覚めはあまりよくなかった

日曜の午後、急に台所周りの整理を始め
夕食後に閉店前の百均へ買い出しへ

台所の片付け
というより、拭き掃除をしていると
ついつい作業に没頭し
時計を見ると21時
寝る時間なのに歯止めが効かず
外の鉢植えから花を切り
すっきりした窓辺に飾ってみる

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妻が以前から飾ってくれていた
トイレや洗面所の葉っぱちゃんたち
いっしょに並べて飾ってみる

妻にLINEで写真を送ると
「かれとるやん」とツッコミ入る

それでも、植物を愛でている
自分が嬉しい

一杯だけやで
よなよなエールを開ける

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これは流石に失敗で
夜中にトイレで目が覚める
いつもの時間に起きるのが辛かった
カーテンと窓をこじ開けて
身支度を急ぐ

今日は会社へ行く日
時差出勤で7時に始業
通勤時間は結構かかり
いつも5時には家を出る

朝散歩が習慣となり
外へ出ると空を見るようになった
自転車に乗っている時はあぶないが
信号待ちの時などは
ついうっとりと見とれてしまう

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駐輪場に自転車を置き
駅のホームに立つ
そこからは建設中のマンションの
大きなクレーンが
高く空へと伸びている

ホームの屋根や
電線などのシルエットが
空を切り取るフレームのようでおもしろい

写真をスマホに収めたいが
盗撮かと疑われぬよう、やめておく

電車に乗ると
朝5時にしては
普段より人が多い気がする

いつもと違う席に座り
電車が走り出すと
民家の屋根の連なりの向こう
まぶしい朝日が顔を出す

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僕は席を少し移動し
大きな窓枠で朝焼けを切り取る

この通勤経路にはもう10年
この時間に乗るようになって1年以上
目の前には同じ景色があったはずなのに
今、初めて気がついた
雄大な朝焼け

今までは、景色といえば
一番手前に見える建物
高速で流れていく
駅や家やビルの看板

電車の中でも、少しだけ上を向けば
いつだって空が見えたのだ

車内を見回すと
荷物を抱え寝てる人
黙々とゲームを続ける人
本を読んでいる人

僕は朝焼けを愛でる人

都会の空も美しい
夜空の星は霞んでも
朝焼けの空は誰にも見える

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何処で暮らしていても
一番遠くには空が見える

田舎で暮らす妻と子ら
今日もお互い、愉快に生きよう


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