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【気付き】物語に入り込むこと

昨日、やっとインド映画の「RRR」を観に行ってきました!
評判通りの面白さで、3時間という長時間でしたが、あっという間でした。
インド映画は初めて見ましたが、ダンスや音楽など日本映画とは趣が違ってそれもまた楽しめました。

映画終わりのちょっと寂しい感覚

幼い頃、映画館で、映画終わりのエンドロールを見ている時ってなんだかちょっとだけ寂しい気持ちになりませんでしたか?私は、よくそんな気持ちになっていました。物語の世界に入り込んで、一緒に世界を冒険した後に、映画のキャラクターと離れて自分だけ現実に帰ってくる。そんな、感じの寂しさだったのかなと。大人になってそんな感覚になることが減っていたような気がします。

物語に入り込むくらい没頭するってとても難しいことだなと思いました。
子供の頃はどうしてあんなにすぐに違う世界に行けたんでしょう。多分、余計な考えごとや気が散ることがなかったからなのかな。

映画や小説、物語にどれだけ没入できるかって、今の自分の心の余裕にも関係してそうです。逆に、『物語に入り込んで楽しんでやるぞ!』くらいの意気込みで、コンテンツに挑みたいなとも思いました(笑)。

自分だけの読書体験という考え方

関連を感じたものとして、又吉さんの読書体験のお話があります。

読書する時は、楽しんでやるぞという意気込みで読むそうです。電子書籍ではなく、紙の本を買って、装丁や見開きのページの色にまで意味を見出したりする読み方をするそうです。

読み手の年齢や、性格、その時の生活状況によっても、読書体験は変わりそうです。物語を隅から隅まで味わうには、読者側の姿勢(むしろ覚悟)も大事なのかなと思いました。

難しいから面白い。真剣だから面白い。

『没頭するぞ!』という意気込みでコンテンツを楽しむ視点は新しい気付きになりました。映画、動画、小説などコンテンツは山ほどありますが、視聴者側(読者側)の姿勢が、得られる充足感を変えることもありそうです。
最近は、わかりやすい動画や誰でも理解できるものは人気が出ます。これは、ある意味で受取側の姿勢がゆるくても入ってくるからかもしれません。
一見、近寄り難いものもこちらの姿勢次第でいくらでも面白くなる余地はあるのかなと、真剣に受け取る重要さを学びました。

以上です。がんばりましょう!

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