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夏バテや 川に飛び込みたい ぐらい暑い

昨日の朝、左足の付け根に違和感を感じて、「あ、まただ」と思った。
疲れて免疫力が落ちるといつも同じところが痛いようなだるいような、なんとももどかしいかんじになる。

朝から痛みを感じていたのに税務署やら銀行やら買い物やら炎天下をぐるぐるぐるぐる歩き回って、結果悪化した。
当たり前である。

左足の付け根が痛む時は下手すると熱を出すので、とにかくたくさん寝ることにしてる。
私は何でもだいたい寝れば治ると思ってるフシがあるし、今のところは治ってる。

10時間寝て起きたら足の痛みはほとんど無くなっていたけど、だるい。
ちょっとふわふわするようなだるさ。
仕事を休むほどかなぁとしばし考えて、遅刻しよう、と思った。

ゆっくり支度して、りんごが食べたいという夏休み中の子供たちのためにりんごを剥いて。
外に出たら今朝も暑くて暑くて、足もふわふわしてたけど気分は悪くなかった。

道路を鳩が歩いていて、車が来てもぶつかる寸前まで飛び立たなくて、木漏れ日が綺麗で、その光景を眺めて平和だなーとか考えてしまって私の頭もだいぶ平和だなぁと少しおかしくなった。

ショウガがたくさん入ったジョーク(お粥)が食べたいなとふと思いついて、途中で電車を降りて以前住んでいた家の近くの屋台へ向かう。
改札を抜けて階段を降りる間にすれ違う人や前を歩く人たちがみーんな揃ってゆっくり歩いてるのがなんだかいいなぁと思った。
誰も急いでない。

お休みなのか売り切れなのかジョーク屋さんは閉まっていたので、隣のコーヒー屋台で店主のご夫婦の仲の良さに目を細めながらアイスカプチーノを買って、その隣のスープ屋さんで豚の内蔵スープという名前の割にさっぱりしたスープを頼んだ。レバー抜きで。
病み上がりの時によくお世話になっていたスープ屋さんで、レタスがスープに意外と合うっていうのはここで知った豆知識。
外気は暑いしスープも熱々だし、汗が吹き出た。スープは相も変わらず美味しかった。

仕事中も足のだるさはなかなか取れず、頭もあまり働かない。(いつもでしょうというツッコミはけっこうです。)

これはなんだかとってもフットマッサージ行きたいな〜って

思ったから早退した。

一応あらかた仕事は片付けたんですよという言い訳はしておきます。

いつも前を通るだけだった、最寄り駅前のこじんまりとしたマッサージ屋さんへ。
こじんまりが故にフットマッサージ用の椅子がなく、タイ古式マッサージと同じカーテンに囲まれたベッドでの施術で、これがなかなか良かった。

マッサージをしてくれる人はよく他の店員さんとおしゃべりしながら仕事するけど、こういうゆるい空気もいいなぁって思う。
お給料きっと安いもの。これぐらいがちょうどいいよね。

ベッドでのフットマッサージは寝っ転がって受けられるのがまず良いし、途中タイ古式のようなグイーッと引っ張られたり押さえつけられたりが入った。椅子に座ってしてもらうのとはちょっと違うフットマッサージ。
最高か。

こじんまりした店舗には施術後にお茶を飲むスペースすらないのでベッドの上で。
お茶を置いてカーテンを閉めてくれたので、カーテンに囲まれた薄暗い空間でひとりお茶を飲む。ちょっぴり淋しかった。
豆みたいな味がしたけど何のお茶だろう。豆みたいな味だけど美味しかった。

足が軽くなってすっかり元気になった。すごい。やっぱり体の声を聞くのは大事だね。
あのマッサージ屋さんは近いうちにまた行こう。
なんだか良い一日だった。(あんまり働いてないからかな)
明日も良い日になる予定だから、今から楽しみ。


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