どうしてトナカイは空を飛べるのか
クリスマスが終わると一年が終わるなーという気分になる。
今年もサンタクロースが夜中にこっそり家にやってきてプレゼントを置いていくという体の自己満足イベントが終わった。
子どものためというより喜ぶ子どもたちを眺めて私がほっこりするイベントであり、おもちゃをねだられた時にサンタさんにお願いしようと提案して購入を引き延ばすことができ、且先送りにされたのに子どももなんだかしあわせな気分になれるイベントでもある。
楽しいとか嬉しいと感じる瞬間は、思い出が薄れてもじんわりと沁みて残る宝物なのであるからして、私はクリスマスが好きなんですよ。街のデコレーションもかわいいし。お菓子もかわいくなるし。今年は街でサンタコスプレの子どもたちもたくさん見かけた。キュン。
12月にこの世に生まれ落ちたばかりに誕生日とクリスマスプレゼントを一括にまとめられ親から受け取っていた私だけど、どっかで見かけた「サンタクロースを長く信じていた子の方が幸福度が高い」みたいな統計も頷けるものがあるなーと思っていて。
これはサンタクロースどうこうでなく、幼少期に楽しいクリスマスを過ごせる家庭だったかとか親を信じられる環境だったかとか、そういうことではないかみたいなのもどっかで見かけてうんうんとなりました。
要は心から安心してものごとを楽しめる環境は大事だよということではないだろうか。
好きだったら楽しんだらいいし、何もしたくなければしなければいいし、誰かの信仰だったり人権を侵害しないのなら楽しみ方は人それぞれでいいんじゃないかなぁ。なんでもね。
毎年弟の分までサンタクロース宛の手紙を書く長男10歳。
クリスマスイヴにはレシートの裏に「I love you Santa」と書いたメモをクリスマスツリーに置いていて、ちょっと馴れ馴れしいメッセージの内容とレシートの裏というこだわりの無さが彼らしくて少し笑ってしまった。
そういえば去年のサンタさんへの手紙はたしか「You are the best」という言葉で締めくくられていた。
サンタさん来てくれるかなぁ、と言いながらベッドに入ったクリスマスイヴの夜。
次男は急に不安になったのか「ぼくPresentほしい~」としくしく泣き出し、長男は「Santa Clauseねぇ、Fairyとworkしてると思うよ。」と言い出した。
トナカイじゃなくて?と思いながら聞いてたら、
「Tinker Bellとworkしてると思う!だってReindeerどうやってflyできるの?Pixie dust使ってると思うよ!」と言い、
「どう?ぼくのAnswer。」と自信たっぷりに続けるのでまた笑った。
笑って、そうかもね!って言った。
そして
そんな風にイメージできる彼の頭の中が少し羨ましくも微笑ましくもあり、身勝手な母はもう少し真実を知らずにいて欲しいななんて思ってしまうのでした。
あーかわいい。
Have a pretty holidays!
皆さん素敵な休暇をね☺
【おまけ】
この記事を書くにあたり画像を検索したら以前自分が公開した写真が出てきて、その時に書いた記事を読み返して長男がきれいさっぱり忘れているのにも笑ったわ。
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