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ゴミ拾いから見えてくるもの【役割も大事だけど目的も大事】

おはようございます。


最近、チラシ配りに加え、ゴミ拾いにハマっております(ハマるとは)


ほとんど毎日拾っているせいで、自宅から出るゴミ以上に拾ってきたゴミが多いという状態がここ数週間続いています。

でも、それだけ地域からゴミがなくせたということでもあるし、そうして見えるものがあるとなんとなく自分でも嬉しくなったりします。


今日は最近のゴミ拾いから感じたことを言葉にしてみます。


おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した2児のパパ。


チラシ配りの前に

最近はチラシを配る前に学校のある地域のゴミを拾うようにしています。

特に子どもたちの登下校中、目に付きそうな部分を重点的に拾います。

ゴミが当たり前に落ちている地域では、ぼくのチラシだってゴミのように捨てられると思うからです。

「大人が捨ててるんだから、何が悪いんだ」

そう思う子がいても仕方がないと思います。


だから、まずは子どもたちの目に付きそうなところからキレイにしていきたいなって思ったのです。


そうして先にゴミを拾ってからチラシ配りをすると

なんか気持ちの面で随分と違った感覚を味わえます。


たとえ、ひどいことをされても仏のような心で受け止めることができる

そんな感じです。


何よりも配る時のきもちが違っていて

この地域に住んでる子たちに届けたい!って想いがより一層強くなってきます。


校区ごとの違い

これはすごく感じます。

落ちているゴミの量もそうですし、ゴミの種類も


学校近くの道端にビールの空き缶が10本もあるってところもあれば、缶やペットボトルのような大きなゴミはほとんどないってところもあります。


これは住んでる方の違いもそうだと思いますが、

もしかしたら地域の方がゴミをどれくらい拾われているのかの違いもあるのかもしれません。


少なくとも子どもたちは住む場所を自分で選べるわけではないので、

そこに住む大人たちが、地域をキレイにする姿を見せることは素敵なことだなって思います。
(そうして、子どもたちにもゴミ拾いの文化が広がれば素敵だな とも思います。→これはいずれ企画にします!!)


境界なんてない

普段の地元でのゴミ拾いとは違って、学校近くのゴミ拾いでは

スタート地点を学校としています。

学校の周囲500メートル半径をキレイにしていくイメージです。


そうすると、学校の周囲にはほとんどゴミが落ちていないことに気が付きます。

生徒指導主事の先生が学校周りのゴミを拾われているからだと思います。

そこについて、ずっと前からこうしてゴミを拾われてきた方がいらっしゃるってことに改めて感謝の心が浮かんできます。



と同時にもう一つの気づきが生まれます。


それは学校沿いの道路から、一歩離れたところにはゴミが落ちているということです。

こればっかりは当たり前の話で、学校の先生もどこまでのゴミを拾うか決めないと永遠とゴミ拾いを続けることになるので、「学校周りの道路」と決めているのだと思います。


そうなるとその「学校周りの道路」から一歩外れたところのゴミは誰が拾うのでしょう。

子どもたちにとっては同じく自分たちが住む街だし、そのゴミもきっと目についていると思います。


ここから、役割を決めることや線引することの限界が見えてきた気がします。

〇〇さんは▼▼の担当

❑❑さんは◎◎の担当

と決めていくのは効率の良い作業をする上で欠かせないものです。

社会のシステム上、街の境界線というものも決まっていて、

〇〇という街は担当だけど、このさきは▼▼という街だから担当外


そうやって線引をしているのが現状だと思います。


だけど、そうして線引をすることの限界も確かにあるよなとも思います。

役割や担当を決めていっても、どうしてもそこからはみ出る場所がでてきます。

この白線の上は誰?とかになるってことです。


役割なんかを決めようとすればするほど、グレーなところが出てきます。


結局一番大事なことは何のためにそれを行っているのか、という目的の明確化だと思います。

ただ割り当てられたからその仕事をやっているのか

ちゃんと自分なりの目的意識をもってやっているのか の違いってすごく大きいと思います。

目的意識があると、自然と主体性もでてきます。


自分がこうしたいから今これをやっている

行動にも差がでてきます。


ぼくはどうだ

少なくともぼくにとってもゴミ拾いは

持続可能な形で地域に貢献したい、子どもたちの目につくところからゴミを無くしたい

です。

そのために毎日拾っています。

持続可能でないとだめなので、無理は当然しません。

ぼくがやりたいって思ったときにやりたいだけゴミを拾います。

今回のようなチラシ配りの時以外のゴミ拾いも、毎日のクラブハウスの時間(9:00~9:30)に合わせてやっているだけです。


無理なく、でも目的は見失わず これからもせっせとゴミ拾い続けていきます。


今日はだらだらと感じたことを書きました。

それでもここまで読んでくださった方に感謝します。

ありがとうございました。


ブログ こめたか

オンライン塾 おはこや(学校では教わらないこと 哲学対話 学習計画立案サポート)

コーチング(習慣化サポート、問題解決支援、進路指導など)


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