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睡眠の重要性【長く寝ると長生きする】

おはようございます。”おこめさん”です。


突然ですが、あなたは昨日何時間寝ましたか?
(ぼくは19時すぎ~3時半まで約8時間。お酒をのむとすぐ寝ます。。)


以外と6時間くらいって人、多いんじゃないでしょうか。


実は6時間って全然足りてないそうですよ。


そして、睡眠は誰もが避けては通れない毎日必ず行うことです。


この睡眠の意味を詳しく知っているだけで、睡眠に対する意識はガラッとかわります。

この記事を読むと今日からぐっすり眠りたくなるはずです。


ということで、今日は睡眠による影響をまとめていきたいと思います。

学校では教えてくれないシリーズ「睡眠の影響編」です。


ちなみに睡眠の質の上げ方はこちら

参考

※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。

おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中


いい影響

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世紀の大発見!
寿命を延ばす画期的な方法がついに発見された。しかも、効果は長生きだけではない。記憶力と創造性も向上する。外見も魅力的になる。余計な食欲がなくなり、スリムな体を維持することができる。ガンや認知症とも無縁になれる。風邪やインフルエンザも撃退してくれる。心臓発作と脳卒中のリスクも下がる。もちろん糖尿病にもならない。幸福感まで高まり、抑うつや不安は消える。どんな方法か、興味はあるだろうか?

いきなりびっくりしましたか?

そんなうまい話あるわけ…


いや、これが一晩ぐっすり眠ることの影響なのだそうです。

これまでに発表された1万7000以上の科学論文で証明されている事実だそうです。

つまり、睡眠こそが万能薬だということです。


その中でもいくつか掘り下げていきます。

情報を整理し、定着させる

起きているときの脳は常に新しい情報を取り入れています。

情報は脳の中の海馬といわれる場所に一時的に保管されています。

でもあくまでも一時的に です。

容量はいつかいっぱいになります。

こうなると新しい情報を入れることができなくなります。

これは起きている間の記憶力を変化をはかったテストで証明されていて、起きている時間が長くなればなるほど、人の記憶力は低下するというものです。(集中力は維持できる)

ではこの問題をどう解決しているかというと

ずばり睡眠なのです。

睡眠をとることで、海馬に一時的に保管されてた情報を長期的な保管庫(皮質)に移動させ整理することができるというのです。

こうして寝ている間に海馬の中をきれいに片付けることで、翌日も新しい情報を脳に入れることができるようになります。

とくにこの作業は睡眠の後半のレム睡眠中(夢をみるあれ)に行われるようです。

寝不足の人は、この作業を怠ってしまうことで、新しく出会う情報を知らず知らずのうちに逃してしまっているわけです。


また、睡眠は脳に情報を刻み込むという役割も担っています。

とくにこれが行われるのが、寝入ってから前半に多いノンレム睡眠(ふかい眠り)の間です。


ちなみに、有名なレム睡眠とノンレム睡眠90分毎っていうのも正確なものではなく、睡眠時間の前半と後半でその頻度は変わってくるようです。


睡眠を挟むと能力があがる

これは運動でも、勉強でも言われていることです。

キーボードを決められた文字決められた順に打つ練習をするグループが睡眠をはさんだチームと睡眠を挟まないチームでテストをうけたところ、睡眠をはさんだチームのほうがスピードが20%上昇し、正確性は35%も上昇したそう。(どちらもの練習からテストまで12時間あけている)

つまり練習することが完璧をつくるのではなく、練習しそのあとぐっすり眠ることが完璧をつくるということです。

勉強に関しても、一度勉強し眠ったあとに勉強を再開したグループは連続で勉強したグループよりも記憶の定着効果が2倍くらいよかったそうです。


悪い影響から遠ざかる

これ以下にたくさんの悪い影響を並べていきます。

睡眠をしっかりとることのいい影響というのは、次の悪い影響から遠ざかることができるということもおさえておいてください。


ではいきます


悪い影響

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睡眠が6時間をきるようになると、さまざまな問題が生じます。

肉体が疲労するまでの時間が10~30%短くなり、心肺機能も著しく低下。怪我のリスクも大きくあがってしまう。集中力をうばってしまう。さらにその影響(寝不足による悪影響)について本人が無自覚である。

並べだしたらきりがないほどです(本にはもっと書いてありました)


そして衝撃なのが、いわゆる寝溜め(寝たいだけ眠る生活を3日続ける)をしたとしても毎日8時間寝ている人のパフォーマンスまで戻らないということです。

平日に無理して寝不足を続け、土日にしっかり寝ても疲れがとれない

ということは、医学的にも証明されていた事実だったんですね。


あと、昼寝についても書かれていました。

たしかに昼寝の効果は証明されていて20分ほどの昼寝で集中力などを一時的に取り戻すことはわかっているそうです。

だけど、昼寝さえとっていれば睡眠不足でもいいということにはならないとのことです。(昼寝やカフェインで 学習、記憶、情緒の安定、複雑な論理的思考、意思決定といった高度な脳の機能を回復することまではできない)


また、ショートスリーパーの人に対して行われた脳の認知機能をテストする実験では、かなり短い睡眠時間で健全な認知機能を維持していた人は一人もいないという驚異的な結果もでていました。
例外として毎日6時間くらいの睡眠(一般的には寝不足にあたる人)で認知機能の低下が見られない人もいたそう。

これは遺伝的な体質が影響しているそうです。

ただし、この遺伝子を持つ人は全世界でもかなりの少数派らしいので期待しないようにとも書かれていました。


感情のコントロールをうばう

睡眠が不足している人は感情が安定せず、ポジティブとネガティブをいったりきたりするそうです。

よく徹夜明けで急にハイテンションになってしまったりっていうあれです。

また、日本の研究では一晩中起きている人も5時間睡眠を5日間すごした人も脳の感情抑制機能は同じように影響をうけてしまうということもわかっています。

寝不足を続けることがいかにメンタルに影響を与えるのかがわかりますね。


寿命を縮める

4000人の男性労働者を対象にした日本の調査では、睡眠時間が6時間以下だった人は、6時間よりも多く寝ている人に比べ、一回以上の心停止するリスクが400~500%上昇していたそうです。(14年間のうち)

また脳卒中や心臓発作のリスクは200%上昇するという結果もあるそうです。


食欲を増し、代謝を低下させる

睡眠時間が短いほど食欲はまし(4、5時間睡眠は食欲が大幅に増える)、摂取したカロリーを効率よく管理できなくなります。

こうしてどんどん体重が増えていってしまうそうです。

さらに、慢性的に睡眠時間が6時間以下の人はⅡ型糖尿病を発症する率がはるかに高かったそうです。

最後はガンのリスク

これは健康な若い男性を対象にした次の実験で証明されていました。

一晩だけ睡眠時間を4時間に減らしたところ、その一晩だけで免疫系の中に存在するナチュラルキラー細胞が8時間たっぷり眠ったときと比べ、70%も少なくなっていたそうです。

つまり免疫が低下し、ガンにかかるリスクがあがっているということです。

別のデータでも睡眠が6時間以下の人は、7時間以上の人に比べ、ガンにかかる確率が40%上昇するというものもあります。



おわりに

いかがでしたか?

人が避けては通れない 睡眠

でも以外と睡眠について、知らない人って多いと思います(ぼくもそうでした)

知っているだけで、睡眠を疎かにすることがいかに怖いことか理解できます


食事や健康に気を使うこと以上に睡眠という土台を何よりも大切にすることが人生を豊かに生きる必要不可欠な要素だと感じました。


あなたも今日から睡眠大事にしてみませんか?




今日もここまで読んで下さってありがとうございました。


またいつも スキ イイネ フォロー コメントありがとうございます。

(noteのコメントに気づくのが遅くなって申し訳ありません。)



これからもどうぞ、よろしくおねがいします。


ブログ こめたか


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