絶対的な正解はあるか。

戦時中は殺した人数が多いほど評価された。
「24時間働けますか」のキャッチフレーズが流行っていた当時は、残業時間が長いほど優秀な社員だった。妻は夫の三歩後ろを歩くのが当たり前だった時代もある。
いずれも今の時代ではナンセンスである。
何が言いたいかというと、"正解"は時代や社会の流れに大きく左右されるものであり、絶対的な正解など無いのではないかと言うことだ。(数学や物理等は別)
会社の中には、管理手法や経営戦略、組織構造等を「こうあるべきだ」と唱えるものが多数いる。
その主張に現在の社会構造が考慮されているなら一考の余地があるが、大体は他社の成功例や過去の事例を持ち出した主張であり、「それって結局過去の話じゃん」と思うわけである。
絶対的な正解を宗教的に信じ込んでいる社員に対し、その凝り固まった頭をどう解していくべきか。これはなかなか難問である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?