すべては思いやりからできている。②

私は人が生きていく中で一番大切なことは「思いやり」だと思っています。

子どもが小学校の上がる前、入学説明会で、教育アドバイザーという方が来て下さり、話をしてくれました。
そこで質問されたのが

「お母様は、お子様にどのような子になってほしいですか?」

という質問をされました。

運動ができる子
自分の意見がはっきり言える子
リーダーシップが取れる子
思いやりのある子
元気な子
自立できている子
人に迷惑をかけない子

などなど色々例を上げていき、どれか1つに挙手をする、というものでした。

言っちゃえば望むなら全部、と言いたいとこですが、その中では私は
「思いやりのある子」に手を上げました。

すると意外にも思いやりのある子に手を上げる保護者の方がとても少なかったのです。1番多かったのは自立できている子でした。

人それぞれの考えだし、それは良いのですが、私の中ではちょっとした衝撃でした。
その後もっとびっくりしたのですが、
帰るとき、知り合いの方が

「私は運動ができる子にした。私は思いやりは弱い人がなる事だと思っているから。うちの子は男らしく強くなってほしい。」

と言ったのです。

思いやりは弱い人間の証だというのです。

「思いやりなんかで人といると騙されたりするし。」

その方の今までの人生に何があったのかは知りませんが
そうなっちゃうのかー、と、少し悲しくなりました。

しかしその方自身は決して自己中心的な感じではなく、よく助けてくれたりもするので、
思いやりの言葉の意味をちゃんと分かってないのかな…?とも思います。

「あなたが今私にしてくれたことは思いやりだよーっ!」と叫びたいです。

改めて
思いやりとは、なんぞや。

夏休みに話し合ってみませんか?

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