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2020年新語・流行語「エッセンシャルワーカー」と私の仕事【デイサービスの日々】

おはようございます。デイサービスで働いている看護師、沖山りこです。

今年も、「2020年ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた言葉が発表されましたね。2020年も残り2ヶ月を切ったなんて…早いなあ。

ノミネートされた30語の中のひとつ、「エッセンシャルワーカー」。去年までは知らない言葉でした。

エッセンシャルワーカーとは、社会で必要不可欠な労働者を指している。 ウィキペディアより

医療も、介護も、必要不可欠。でも、人手は常に不足しています。

私は介護業界で働くようになってまだ5年くらいだけれど、常に求人を出している事業所、とても多いです。

デイサービスなどの車に「ドライバー募集!介護士募集!」と貼ってあるのを、見たことがある方もいるのではないでしょうか。

慢性的な人手不足で、やった、新しいスタッフが決まった!と喜んでいたら、新たに辞めるスタッフが出る…。求人募集を剥がす、いとまもない。

高くない(見合っていない)お給料で、楽しいだけじゃない仕事。

介護の仕事が好き!やりがいを感じる!という方は続くし素敵な介護をするけれど、なんとなくこの世界に入ってツライをスキが超えられない方は、続けることが難しい。

介護業界で働いてみたら、楽しくて気づいたら5年経っていた!というのが私だけれど。

そういう人がもっと増えるように、そしてゆとりを持って働けるように。お給料を、あげてほしい。

全職員の時給を100円アップ!

パート職員も社員も、介護士も看護師も理学・作業療法士も言語聴覚士もマッサージ師も、事務も、全員時給ベースで100円アップ。フルタイム勤務なら年収で20万円は上がります。

お給料が上がれば、モチベーションが多少、あがります。介護業界に飛び込む人も、増えます。介護の質がかなり、あがります。経済効果も、あります。

国がやっている介護業への支援に、処遇改善手当、というものがあります。介護職員の賃金改善のための手当で、対象は介護職員のみです。

現在の介護職員への手当では、まだまだ足りないです。そして看護師である私や、リハビリ系の職員などには1円も入りません(会社によっては入るのかもしれないけど…)。

介護業界を中心で支え盛り上げているのは、もちろん介護職員です。介護職員がいないと成り立ちません。でも、でも看護職員だってリハ職員だって事務職員だって、よりよい介護のために一緒に頑張っています。

看護・リハ職員はお給料が高い?いやいや介護業界のお給料は病院やクリニックより安いです。

事務職員は介護していない?いやいや不穏になったご利用者様に声をかけたりレクリエーションの手伝いをしたり人手不足を補ってくれています。

介護業界で働く全ての人の時給アップを!

と願いつつ、今日もお仕事行ってきます。


✴︎写真 京都 鴨川の夕焼け

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