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「cuddle」として始動した今のこと −拝啓、西条より。移住コラムその7

おきてがみ編集部の長尾愛里です。

昨年9月から愛媛県西条市に移住しました。西条市が推進する「ローカルベンチャー育成事業」に参画し、食に関する仕事で起業しています。

移住の経緯については、移住コラム1回目でまとめています。

私の任期は3年。移住から1年半が経ち、折り返し地点に来ました。残りの任期や、任期終了後のことも見据えて、「自分がどうありたいか」「どう活動していきたいか」という思いを表明するために、ついに屋号を決めました。

cuddleロゴ(編集ver.)

屋号は「cuddle」です。「カドル」と読みます。

意味は「(愛をもって)寄り添う」という意味です。どの食べ物にも、どの食を生み出す人にも、愛をもって寄り添っていけるような事業ができたらと思い、この名前にしました。

私の職業は、ざっくりと業種に振り分けると、「食品コンサルティング業」になります。ですが、私自身が「コンサル」という言葉にしっくりきておらず、「伴走者」のような存在でありたいという気持ちが強くありました。

この自分の思いにぴったりと当てはまったのが、cuddleという言葉でした。

トップ写真1

cuddleという言葉を掲げることで、自分自身の事業や自分のあり方にも、一本筋が通った気がしました。常にこの言葉を背負って動いている自分がいます。屋号を体現させていけるよう、真っ直ぐに人やモノに向き合い続けたいと思います。

ちなみに、ロゴも名刺もテーマカラーは赤。体温を感じる色にしたくて赤を選びました。

cuddleの文字の上下にあるものは、箸をイメージしています。「食べる」行為には欠かせないものですし、「人と人を結びつける」という言い伝えもあるそうで、事業にもぴったりなイメージだと感じ、ロゴに入れました。

ロゴや名刺のデザインは、以前からお願いしたいと思っていた、尾道在住の畑唯菜ちゃんにお願いしました。彼女の今までの作品は下記のサイトから見ることができます。

まだ大学生なんて信じられないほど素敵なデザインやイラストを生み出していて、ファンの一人だったので、お願いできてとっても嬉しかったです。ありがとう。

ロゴや名刺には、まだまだこだわった部分がたくさん! 書ききれないので、気になった方にはいくらでもお話します(笑)。最高の名刺(当社比)ができ上がったので、お会いした方に渡すのが楽しみです!

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(名刺はこんな感じになりました!)

残り1年半をどう過ごすか

屋号も決め、さあ活動を広げて行くぞ!と思った矢先の、全世界での緊急事態。私の住む愛媛県西条市には、現時点(2020年4月15日時点)で感染者はいませんが、どのお店も、どの農家さんも、どの会社も、マイナスな影響があるところがほとんど。もちろん私も。経営者の方々の悲痛な思いを聞くたびに、心が痛みます。

この状況を受けて、残り1年半をどう過ごすか、それ以降の仕事のあり方について、深く考えるようになりました。先行きが不透明になる中、今後の生き方について考えている人も多くいるのではないでしょうか。

このnoteを運営するおきてがみメンバーも、ほとんどが余波を受けています。ですが、その中でも、「何かあったら言ってね!」「こんな時だからこそ、こういうサービスがあったらいいよね」と、前向きに発言し合うことができています。こういった考え方ができるのも、個人事業主という身分になった今だからこそ、なのかもしれません。「これがダメでもあれがある」と、言える仲間がいるのはいいことだなあとつくづく思います。

今ではメンバーの半数以上が地方移住をしていますが、現代文明のおかげで、オンライン上でいつでも会えますし、飲み会も開催できます。余談ですが、「オンライン飲み会」はこの状況でもできる最高の集まり方だと思いました。詳しくは下の絵日記にて。

それでは、今後とも長尾愛里と「cuddle」を何卒よろしくお願いします!

えにっき



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