本物の漁師メシ!(島根県松江市鹿島町御津)
こんにちは、星野です!今回は『ともしょく』の活動の一環として島根県松江市御津漁港で漁師をしている小笹さんの元へ行き、本物の「漁師メシ」を食べてきました!
※『ともしょく』は、生産者と一緒に食べるをテーマに「ニッチでローカルな食の旅」を普及しています。詳しくは『ともしょく』の紹介記事をご覧ください。
島根県松江市御津の漁師:小笹さん
7月の3連休を利用して、ともしょくでも何度もお世話になっている漁師・小笹さんに会いに行くために人生初の島根県へ。小笹さんはオンラインでしか話したことがなかったですが、とても熱く真っ直ぐな心を持った素敵な生産者さん。
漁師文化も変えていかなければならない…!という強い信念を持ち、獲って終わりの漁師ではなく、「獲って、加工して、届ける」まで一貫して行う"新しい漁師像"を追求する生産者さんです。
早速、船に乗りました!
そんな小笹さんに松江駅まで迎えに来てもらい、感動の初対面もそこそこに開口一番「急ですが、今日漁行きます!」と告げられました。天候の兼ね合いで翌朝予定していた漁を、急遽前日夕方に決行することになったとのこと。自然を相手にする漁師さんならではの働き方を感じながら漁村に向かいました。
定置網漁は11人くらいで乗る"チーム戦"だそうで、漁村に着くと港にはたくさんの漁師さん達がいました。僕もカッパのような作業着を借りて、乗船準備。出航前は何とも言えない緊張感が漂います。
そして、いざ、乗船!あんなことや…こんなこと…いろんなことをたくさん経験させてもらいました!乗船時間は2時間ほどだったようなのですが、本当に一瞬で過ぎ去りました。「定置網漁はチームワークが生命線」という乗船前の小笹さんの言葉を間近で感じました。大きく重い網を息と声を合わせて引き上げ、魚が上がったら船の上で素早く締めて選別するためにカゴや魚を11人くらいで素早くパスし合う光景は、「無敵艦隊」と謳われパスサッカーで名を馳せたサッカーのスペイン代表のようでした😳
"船の上はピリピリした空気だろうし、邪魔にならないように隅っこで空気になろう…"
と思っていたら、雑談的な会話や笑顔も飛び交うなど、想像していた数倍カジュアルな空気感。「星野さんに仕事ないー!?」などと声を上げてもらいながらめちゃめちゃ微力ながらお手伝いをさせていただきました。
本物の「漁師メシ」が最高でした!
乗船後は、獲れたばかりの魚で漁師飯をいただきました。漁終わりの疲れた身体に刺身とビールが沁みて超絶美味でした😳その夜は、若手漁師さん達の寮に泊めてもらいました。小笹さんの声かけにより御津には10代〜30代の若い漁師さんが増えているそうです。そんな若手漁師さん達と、真面目な熱い話からくだらない話で盛り上がりながら遅くまでお酒を酌み交わしました◎
翌朝もちょこっとカゴ漁を体験させていただき、その足で地元スーパーに出荷するところも同席させてもらいました。「獲るだけではなく、届けるところまでやる」という小笹さんのポリシーが詰まった活動で、獲れたての魚を直接スーパーや、お客さんの自宅に届けているそうです。漁村に寝泊まりして船に乗るという圧倒的な非日常体験…素敵な漁師さん達に囲まれて最高の時間でした!!生産者さんに直接会いに行く旅はやっぱり最高におもしろい、、、。
小笹さん、御津漁師の皆さん、ありがとうございました!
最後まで読んでくださりありがとうございます!
こんな夢のような食体験をしてみたいけど、生産者の知り合いがいない。と思った方は、ぜひ『ともしょく』のオンラインイベントに参加してみてください!イベントでは「生産者と参加者の距離」がグッと縮まる施策を多く設けています。皆様のご参加を心よりお待ちしております!
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