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MC:星野かつひろ

みなさん、こんにちは!ともしょくのMCを担当している星野です。

パーソルキャリアという総合人材会社で人事をしながら、ともしょくの普及活動を行っています。今回は僕がどんな人間で、どんな想いでともしょくの活動に取り組んでいるかシェアしたいと思います。

▼まずはプロフィール

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1993年生まれ、さいたま出身、
「ヒト」興味があり人材会社に入り、今は人事として日々「ヒト」に向き合っています。

人情味あふれる生活に憧れて、今は「浅草」に住んでいます。
大学まで野球部で、今でも「プロ野球」が大好きです。
プロ野球はチーム単位ではなく、「ヒト」単位で応援するタイプです。

好きな漫画は「ROOKIES」。人間臭いドラマがたまりません。

新聞学科卒ということもあり、モノ書きが趣味で毎朝「メルマガ」を書いてます。
人と触れ合う日常の学びや感動を1分で読めるコラムにしてますので、ご興味あれば、ぜひ。

簡単にまとめると「ヒト」にとっても興味がある人間です。

▼「何をやるか」より、「誰がやるか」


そんな人好きの僕は生きる上で、"人と人が織り成すストーリー"を大事しています。言い換えるならば「何をやるか」より、「誰がやるか」。

僕の経験上、幸せなことや楽しかったことは、「誰がやるか」という"ストーリー性"によって左右されたことが多いと感じます。

高校の文化祭では、大して美味しくないフランクフルトを売って結果ちょっと赤字でもクラスの仲間といざこざしながらも準備したストーリーがあるから幸せな思い出ですし、

野球部時代も、紆余曲折あってもめちゃめちゃ努力してるエースを勝たせよう!と試合に臨んで一喜一憂したあの青春は振り返っても良い思い出です。

社会人になってからも"ストーリー"に投資することが幸せです。

テレビで世界一のダンサーのダンスを観るよりも、友達の駆け出しプロダンサーの舞台に数千円払う方が数倍おもしろいし、

有名アーティストのライブに行くよりも、友達のセミプロアカペラグループのライブに行く方が数倍おもしろいし、

一流芸人が集うお笑いライブに行くよりも、大学時代から追いかけている友達の地下芸人ライブに行く方が数倍おもしろい。

陸上の国体なんて観たことないのに、息子の運動会のビデオは何回でも観てられるあの感覚に近いと思います。

やっぱり知ってる人が何かを頑張ってる姿は、アウトプットに+αの裏側まで感じることができて、その場のコンテンツとしても最高です。
また、彼らの"その後"を追って経年変化を楽しめることもストーリー投資の価値です。
#地下ライブ時代から観てる芸人がテレビに出る興奮は凄まじい

特に今は情報に溢れ、一般人でもそれなりの技術を持てる時代です。素人目線では、アウトプットのクオリティに大差はないと思います。
#僕からしたらスタバのコーヒーもオカンが淹れるコーヒーも両方変わらずうまい

「何を」での差別化要素が減る時代において、
「誰が」の価値が相対的に上がってるんじゃないかと感じます。

▼「ヒト消費」がとても幸せ

「誰がやるか」で選ぶ消費=「ヒト消費」。
数ある「ヒト消費」経験のなかでも、僕の人生の中で幸せだった2トップを紹介します。

1.沖永良部島のゆーみ姉さん

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僕には、実家の他に"第二の故郷"があります。
鹿児島県沖永良部島の安田家です。

友人の友人という関係から始まった安田ゆーみさんと僕の関係。「島に行ってみたいなぁ〜」と友人に話したら紹介されて、LINEで繋がりました。

「島に遊びにいきたいです!」と伝えると、「来なよ!ウチに泊まりなよ!」と返され24歳の僕は恐る恐る沖永良部島へひとり旅。

そんな恐れをよそに、見ず知らずの他人を安田家は温かく受け入れてくれ、なんと1週間も実家に泊めていただき、衣食住お世話になりました。

朝は早く起きて畑で農作業をし、
昼は畑の土の上でご飯を食べ、
夕方は家でビールを飲み、
夜は島の人と宴会をし、
酔って帰って安田家の部屋着を着て就寝…

そんな毎日を繰り返し、ゆーみさんをはじめとする安田家とは大の仲良しになりました。以来、半年に一度くらいの頻度で、安田家に住み着いています。今では安田家で寝転んでいると、足で踏まれ''ゴミ扱い''されるくらいの関係になりました。もはや家族です。


"第二の家族"と過ごす時間はプライスレス。
高い交通費を払って、無償ではたらきに行く1週間が僕にとっては、とてつもない幸せです。

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2.浅草の大アニキ・タカさん

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僕は義理と人情溢れる生活に憧れて2年前に浅草に引っ越してきました。
その憧れをまさに体現できた、タカさんとの出会い。

「凄く良い大将がいる」と知人に紹介された居酒屋が家から徒歩3分のところにありました。
初回に行ってから大将の人柄に惚れて、すぐに行きつけの店になりました。

その店は看板もなければ、メニューもない、実家のような雰囲気のお店。
料理はその時、冷蔵庫にあるもので作られます。
「人の縁」を大事にしたお店で、知り合いが知り合いを呼んで常連さんが増えるようなお店。

その店の大将・タカさんが最高に男らしくてカッコいい。
義理人情に溢れるタカさんは、
他所者でいきなり来た僕を温かく受け入れてくれ、本当に良くしてくれます。


常連さんが溢れる店でオドオドしている僕に優しく声をかけてくれ、みんなの輪に入れてくれます。

「カツの友達は、大事にするぜ」と、
僕が店に友人を連れて行くと必ず帰りは車で何分もかけて友人を家まで送ってくれます。

深夜の閉店まで店にいると外に連れ出して夜食のラーメンをご馳走してくれます。


そんなタカさんに惚れて、すっかり僕も常連になりました。
昨年"タカさんファミリー"が集う会に呼んでいただいた時は格別の幸せを感じました。

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他にも、タカさんのお店で浅草の良いアニキたちとたくさん出会いました。
飲食店やってあるアニキが多く、浅草に行きつけの店が増えました。行きつけの店の基準は「ヒト」。それだけ。

「人で店を選ぶ」生活は、最高に幸せで楽しいです。

▼「ヒト」で選ぶ、豊かな消費

僕がokinyで活動する理由は、「ヒト消費」の文化を広めたいから。
ヒトとヒトが織り成すストーリーを大切にした消費は、とっても''豊かな消費''だと思っています。

「◯◯さんだから」という理由で選ぶ消費は、最高に幸せでワクワクしますし、無駄がないよう大切にします。


ゆーみさんから届くジャガイモは、
世界で一番美味しいし、絶対に無駄にせず食べ切ります。
タカさんが作る料理とお酒は、
宇宙で一番美味しいし、絶対に残そうなんて思いません。

生産者と消費者が近づくことで、僕らの生活には幸せが増える。しかもその結果、世の中からはムダが無くなって、地球にちょっと良いこともしちゃってる。

こんな最高なことはないですね。

ともしょくを通じて生産者と消費者の距離を近づけたい。
そして、「ヒト消費」の"豊かな消費"の文化を創りたい。
そんなことを考えながら日々の活動に取り組んでいます。

細やかながら、僕の想いを書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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