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月刊おきにのうつわ|第一回伝活  「おきにのうつわ〈伝活〉はじめました」

こんにちは。おきにのうつわと申します。

おきにのうつわは夫婦ユニット。京都のうつわや工芸品のPRや、時々他府県の工芸品のお手伝いをしています。

夫Kojiは京都でおじいさんの代から続く京焼・清水焼を専門店や百貨店に卸す、卸売業をしています。大学卒業後は一旦、出版・古美術関連の会社に入社。その後、京都府南丹市にある京都伝統工芸専門校(現:京都伝統工芸大学校)に入学して陶器制作について学び、家業に入りました。

妻Yasuyoは服飾デザインを学んだ後、ウェディング業界に入り、結婚式場やホテルでウェディングプランナーをしていました。そこでテーブルコーディネートに出会います。15年ほど業界にいた後、食空間コーディネーターとして起業。現在は京都の工芸品を魅せて販売につなげるお手伝いなど色々なことに関わらせていただいています。祖父の代まで染屋をやっていました。


二人が出会ったのはKojiが会長をしていた京都伝統産業青年会の展示会。Yasuyoが展示会で青年会会員の作品を使ってテーブルコーディネートさせていただいたのがきっかけで、今に至ります。

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(京都伝統産業青年会には様々な業種の会員が所属し、作品をテーブル上で共演してもらいました)


夫は問屋として、妻はコーディネーターとして、立場は違えども同じ〈作り手〉さんと〈買い手〉さんをつなぐ〈つなぎ手〉活動していることから、この組み合わせは何かの思し召しかと考えて(笑)「おきにのうつわ」を結成しました。

おきにのうつわの名前の由来は「お気に入り」を略した「おきにの~」から。たまに「おおきに」から来てるの?と言われますが…まぁ、なんでも良いです(笑)

おきにのうつわのこれまで

結成当初は京焼・清水焼の技法や盛り付け方、お手入れの方法など紹介することが主だったのですが、陶磁器だけから活動の域がだんだんと工芸品全般に広がり、セミナーの開催や展示会プロデュースなどしています。

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(町家宿で開催された展示会にて)


そして…そんな中で、このコロナ禍。

伝統産業品の発表・販売の場も消滅しそうになる中、作り手さん、そして私たちのような売り手やつなぎ手も非常に苦しい環境に陥りました。
卓越した技をもって制作を続けられてきたベテラン勢が、これをきっかけに廃業される話もちらほら出てきました。次世代が育ってない中、熟練の技が途絶える危機がある分野もあります。

コロナ禍で生まれた「伝活」

そんな心が痛い状況を見聞きしたきっかけに、スタートさせた我が家の「伝活」
おうち時間が増えることを使って、我が家で実際に伝統産業を活用している様子を写真と短い文章でSNS発信してきました。

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(気付けば「伝活」も30種越えしていました)

そんな「伝活」の投稿を再編集して月一回程度、noteで紹介していきたいと思います。


#伝活 #おきにのうつわ#工芸品#伝統産業#京都#ものづくり#職人#手仕事 #おうち時間

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