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「大丈夫」は時に残酷。

久しぶりの投稿になりました。
今日はタイトルの通り、「大丈夫」って言葉、場合によっては残酷な言葉になるよね〜ということについて。

昔から無意識のうちに自分自身にプレッシャーをかけて生きてきた。
だからなのか、私は「大丈夫」という言葉がプレッシャーになることが過去に何度もあった。

全てがそういうわけではなく、
「大丈夫」という言葉に救われたこともあるけれど、
「大丈夫になるようにしなくちゃいけない」と思うことが大半だった。

たしか、あれは私が小学1年生くらいのとき。
何故だか朝から気持ちが悪くて、頭も痛い。
けれど熱が出ているわけでもなく、吐いたりなんかもしていない。
母に学校に行きたくないと少し泣きながら話すと、
「大丈夫!なんでもない!早く学校に行きなさい!」と言われた。
泣きながら学校に行ったけれど、学校に着いたらいつも通り授業を受けた記憶はある。きっとサボりたかっただけなのかもしれない。

けれど、おそらくその日から「大丈夫になるようにしなくちゃいけない」と思うようになっていったような気がする。

それがきっかけなのかは定かではないけれど、「大丈夫」という言葉がいつの間にかプレッシャーとなった。
そして先生や友達から褒められたり、テストの時に高得点を取らないと自分で自分を褒めてあげられないようになっていた。(正確に言えば、自分を褒めるというよりは、あ〜よかったと安心する感じ)

何にでも真面目に一生懸命取り組まなきゃと優等生ぶっていたので、級長や、グループリーダー、学年代表挨拶など、人前に出て発言する機会を与えてもらうことも多かった。
先生や友達、家族も、
「大丈夫!あなたなら出来る!」
と励ましの言葉として声をかけて、任せてくれたんだろうけど、私はその度に「大丈夫になるようにしなくちゃいけない」と自分を追い込んで周りの反応や顔色ばかり伺うようになっていた。


「大丈夫」という言葉にプレッシャーを感じていたと気付いたのは子どもを産んでから。
子育てしていく中で、子どもにはどう育ってほしいか?どのように接したらいいのか?って考えるうちに自分の過去を振り返る機会が増えて、自分では気付かなかった自分がどんどん出てきた。
「育児=育自」って言葉を毎日身に染みて感じている。
それに気付いてからは、励ましの言葉として「大丈夫だよ!」と声をかけないようになった。
だって「大丈夫だよ!」って言葉、だいぶ無責任な言葉じゃない?笑
他人の言う大丈夫!って言葉にはほとんどの場合根拠はないよね?笑

でも反対に「大丈夫」という言葉に縛られている?からなのか、
心配しての「大丈夫?」という言葉を子どもには頻繁に使うようになっていることに気づいた。

子どもが泣いたら、すかさず「大丈夫?」
家事をしていて手が離せない時に、子どもが一人遊びをして静かにしている時に遠くから「大丈夫?」と声をかけたり、、、

「大丈夫?」と声をかけたら、
大体「だいじょうぶ!」と返事するしかなくなるかな?
娘はいつも「だいじょうぶ!」と返事をするから、この声かけ自体が娘にとって「大丈夫にしなくちゃいけない」状況を作ってない!?って疑問に思うこともしばしば。
んー。声かけって難しい。
やっぱり子育てって日々学びばかりですね〜。
かぁちゃんもうそろそろ3歳。
娘たちと日々学び、少しずつ成長していこう。と思うのでした。

毎日なんだがあっという間に過ぎていく。
noteの更新も不定期ですが、自分の想いを綴るのは心の安定に繋がっているような気がするので、自身の安定剤としてこれからもゆるーく更新していこうと思います。

それではまた。
You can fly when you want to.


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