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仕事の価値は創造し、証明するために。人生の指標は自分で決める 〜未来を切りひらく「自分の言葉」の磨き方〜著者:三浦崇宏 #朝渋 #言語化 レポート

昨今、ブロックチェーンや(既存産業の)デジタルトランスフォーメーションなど、時代の変わり目に差し掛かると共に、どう適用しつつ応用していけばいいのか、不透明さが目立つ日本、そして沖縄はどう変化を遂げていけばいいのか。

これまで、成長することがわかっているレールの上ではなく、新しく道なき道を切り開く必要があると言えます。

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今回、初版で18,000本と異例の大ヒット中の「言語化力 言葉にできれば人生は変わる」の著者・The Breakthrough Company GO 代表取締役の三浦崇宏さんから、自分の人生を切り開くためのヒントを、本に書かれているパンチライン(強い言葉)と一緒に語らえました。

みんな、何者かになりたい。そんな時代にどう生きる?

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「自分の人生のKPIは自分で決めろ」

冒頭から強い言葉で参加者の心の火をつける三浦さん。なぜ、自分の人生なのに迷える人が増えているのでしょうか。それは、SNSから流れてくる、片面しかみえないカタログ、経歴にモヤモヤしているからと言います。

三浦さん:
インターネットからSNSへと普及している過程で、自分以外の経歴や活躍にふれることが増えました。だからこそ、だれもが「何者かになりたい」気持ちが日に日に強くなっています。

一方で、切り取れたカタログは眩しく、キラキラのところしか見えない情報にふれているからこそ、みんな息苦しさを感じています。でも、自分自身の人生や未来のKPI(指標)を決めるのも自分で、言葉として定義し、伝えることで周囲が応援してくれるんです。

LIFE is CONTENTS、その意味とは?

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※三浦さんの言語化の概念についてまとめる

順風満帆で企業の成長を行なっているように見えるGOと三浦さん。しかし、その裏では辛い過去を乗り越えてきたストーリーがありました。

三浦さん:
小学校のときまでは裕福な家庭に育ってきたなか、突然の親の事業が傾き、夜逃げをする経験をしました。家庭環境が変わって、優等生達が集まる学校での周囲とのギャップで苦しんでいる中で、辛い体験を言葉として、また物語で伝えることでプラスに転じました。

だから、人生が困難なときがあっても、言語化することで切り抜けることができるんです。

人生をコンテンツにして、周囲を笑いに、また驚きに変えることで与える影響を実感した三浦さんは、新入社員で入社した企業での先輩からの一言を、今でも大事にしていると言います。

三浦さん:
よくピンチはチャンスと聞いたことはありませんか?それは嘘でピンチはピンチでしかありません。でも、ピンチはクイズと考えることで、言葉はもちろん、状況に対する捉え方が変わります。

ピンチには解決する答えがどこかにある。時間制限があるクイズとして捉えて、それを探す。そうすることで、大いに突破する方法が見つかるものなんです。

仕事は価値の「創造」であり、価値の「証明」でできている

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広告業界に止まらず、日々新しいアイデアや創造、プロダクトを知る、ふれるきっかけがSNSによって増えています。しかし、情報発信する本人が想定しているよりも世の中には情報が溢れていて、ただ仕事をしただけでは見つけてもらうことができません。だからこそ、なぜ素晴らしいのかを伝える努力も必要なんです。

三浦さん:
これまでは、人口増加によるボーナスステージで、どんな経営でも数字を立てることによって成り立つことが多かった。しかし、これからは、さらに情報が溢れていき、人口が減っていくからこそ、言葉の経営が重要になっていきます。

素晴らしい仕事を創った、また良い仕事をしても見つけてもらうまでが難しくなりました。だからこそ、きちんと周りに伝えなければいけないのです。
とくに、仕事は価値の創造で成り立ち、価値は証明によって形成されているんです。

「この仕事がなぜ素晴らしいのか」「世の中にどう価値があるのか」本人なりの言語化で、世の中に、知人にもとにかく説明することで認知してもらえ、応援してもらえやすくなるのです。

編集記:
「売上は価値の総和。利益は工夫の総和」など、様々な自身の物語、事業の言語化のヒントを説明する三浦さんのトークセッションから、沖縄キャンパスでは参加してくださった方達と当日の感想をまず言語化してもらいました。

オンライン終了した時間は早朝9時、それぞれが職場に、そしてここで出会った同士で三浦さんの言葉を経て、自分なりの言語を探す旅が始まったばかりなのです。

主催:朝渋

新しい働き方LAB

会場:おきなわダイアログ

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