グラン・トリノをみた
好きな話しだった。
口の悪いただのひねくれた堅物な男に思われたが、本当は情の熱い正直でユーモアのある男性だった。
礼儀を好み、美意識の高い男。
息子たちには甘えたり、心を通わすことができないが、隣に越してきたモン族のアジア人きょうだいと徐々に分かち合っていく。
血の繋がりも人種も関係ない、人たい人、とても心が温まる。
そして筋の通った男らしいラスト。
一度心を通わせた相手とはぐっと距離感が縮まるところに、タイトル通りの疾走感を感じた。
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